
2016年ベストセラーの中でも私はこれを推しますね。
来年映画化されますが映画はどうやら本作の続編か大人になった視点からの回想シーンっぽいです
本作読んだ人が見るのかどうか微妙な気もしますね正直。
北川景子さんの恭子役はちょっと見てみたい気もしますけど。 ←
まだ読んでない方はぜひ。
泣きましたよ。いい歳して。
君の膵臓をたべたい。
タイトルからしてホラーですが恋愛小説です。
お察しの通り(?)
膵臓の病気で余命が1年しかない女子高生と、たまたまその病気を知った少年と過ごした青春の記録です。
内容は、確かにこれは「女子高生が選ぶ文庫本No.1」なわけだ。というのが素直な感想ですね。
女性ならではの優しい文体が小説の世界に少しずつ入り込ませてくれます。
おじさんくらいの年になると色々と内容に突っ込みたくなる部分もあったりしますが ←
それでも、解っていてもラストでは泣けましたね。
1周のつもりが何回か読み直してしまった作品です。
生きるという事。
人生についての哲学だったり名言だったりはいっぱいありますが、この作品には結構いい言葉がたくさん出てきます。
2人のお互いを想う気持ちが泣けるのなんのって
もう青春っていいなあ!学生に戻りたいよおじさん!(´∀`*)
もちろん学生じゃなくても「泣けるほどいい恋愛」してる方なら、いい小説だな~と思うんじゃかないかと思います。
「きっと誰かと心を通わせる事。そのものを指して生きるって呼ぶんだよ。」―
2人の心が通い合うシーンは涙です。
読み終わった影響で「このセリフ」を言いたくなる気持ちは解りますが、知らない人には絶対ドン引きされるのでこの作品を読んだ人だけに言いましょう。 ←
君の膵臓をたべたい。誰よりも。