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2017年4月30日日曜日

寄り道こそが人生 by 最後はなぜかうまくいくイタリア人【書評】





日本人とは正反対の考え方してます。








おもしろかったので、レビューしまうす(´∀`*)





最後はなぜかうまくいくイタリア人





三行で説明すると

筆者さんが
イタリアで仕事してて気づいたことを
まとめてあるやつです。



計画を立てて行動するのが苦手で

何か問題が起きても
「場面でアドリブを利かして対処する」という思考のイタリア人は

とにかくルーズ。 ←



イタリア人プレイボーイを見てればわかるとおり
かなりテキトーな人生観をお持ちのようです。



そんなイタリア人の
とことん「ゆる~い」エピソードが笑える1冊となっております。




仕事は「労働」ではなく、「人生」





彼らイタリア人にとって

「労働」とは
お金を払ってもらうために働く

という意識はまったくないようです。



「楽しければおk!」
という概念が国中の根本にあるので

自分もルーズだし
他人がルーズであることにも寛容です。




オンとオフの切り替えなど存在しないので
仕事中だろうが平気で寄り道して遅刻するし

飲食店やスーパーのレジで長蛇の列が出来ようが
店員は目の前のおしゃべりに夢中になり

さらには
並んで待ってる人たちまでおしゃべりに参加してくる
というから驚き。



「公私のけじめ」が美徳とされる日本人がイタリア行ったら
確かにびっくりしますよね。




「寄り道」こそが人生





そんなイタリア人を象徴するような
古代ギリシャの話が

「英雄オデュッセイア」です。



トロイア戦争を勝利に導いたオデュッセイアは
妻の待つ故郷に帰ろうとするのですが

なんと10年間も寄り道をするのです。



一応
その10年間にはいろいろあって

モンスターと戦ったり、別の世界にふっ飛ばされたり
いろいろな冒険をするのですが

困難を乗り越えるたびに
「おれたちって凄いよな」
スリルを楽しんで満足してる風に描かれております。



家では妻が
求婚してくる男たちをスルーして
夫の帰りを待ってるのに

彼は10年間の冒険で
魔女キルケーと1年暮らして子供をつくり
海の女神カリュプソーとは7年も一緒に暮らすという

イタリア人のチャラ男ぶりが大暴走する神話
それが英雄オデュッセイアです。



様々な困難や冒険に立ち向かいながら
「愛する妻の元へ帰る物語」がベースではあるのですが

なぜか自分から冒険を探して
途中でおもしろそうなことがあると
それに熱中してしまい

本来なら数週間で帰れるところ
気付いたら10年経ってました的な印象を受ける物語です。



これが、まさにイタリア人そのものだと
著者さんは言います。凄いですねえ。



旅先で目的を達成したら
速攻で妻の元に帰るであろう

私のような愛妻家気質には考えられない話ですが

今の日本人には
多少の寄り道するくらいの余裕も必要かもしれませんね。








それでもうまくいくんです。



イタリアに住みたくなる1冊。おすすめ!(´∀`*)




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