おもしろい!
その裏に隠された、真実を読め!
察する人、間の悪い人。
私ももちろんそうですが
本音を言う人は、まずいません。
「本音を言わない方が悪い」
なんて思っちゃう方は
2ちゃんなどの匿名掲示板で相談してみればいいですよ
顔も知らないし、縁もゆかりもない相手なら
本音で相談に乗ってくれる可能性が高いですから。
人は基本的に優しいので
相手を傷つけないようにと
面と向かって思った事をストレートに言う人はいないです。
「おれたちは本音でぶつかり合う最高の仲間だ!」
なんておバカな発想をSNSで発信する人は
なおさら人の気持ちを察する勉強しましょう。
「本音でぶつかってる」
という思考を持った人の場合はほとんど
本音を言ってるのは、その人だけです。
人は、どれだけ付き合いが長かろうが
絶対に自分の中身を100%晒すことはしませんので
行動や言動に隠された意味を汲み取る必要があります
「空気を読む」ってやつですね。
そんな「察する力」を身に付ける
74の習慣が勉強できる1冊です
自分にも笑ってしまうほど思い当たる節があって
面白かったです。
軽くご紹介しますね。
大人の社会では、ルールをいちいち教えてくれない
子供の社会では、最初にきちんとルールを説明してもらえます。
大人の社会では、ルールを説明しようと思ってもできないのです。
メンバーが変わったり、その場の状況によって
常にルールが動いているのです。
そのルールを見抜いて行動するのが、大人の社会なのです。
なんだか息が詰まりそうな話になりそうな雰囲気ですが(汗
これは世界中のどこでも言えることですね。
家族関係だったり会社だったり
無数に存在するコミュニティの中で
どこに行こうが
ただただ自分のやり方を貫こうとすれば
1発で「無能」のレッテルを貼られます。
コミュ力の高さ = 察する力ってことですね。
言葉の中にある気持ちに気付こう
京都は包み紙の文化です。
丁寧な言葉で気持ちをくるんでいます。
「お茶のおかわりいかがですか」は
「そろそろ帰ってね」という意味です。
それでも気づかない人は
「お茶漬けでもいかがですか」と言われます。
お茶より、さらに上のものが出てきます。
これは
「あんた、そろそろ邪魔だから早く帰ってくれ」
という気持ちが込められているのです。
こわっ。 ←
「お茶?いらないです。」
なんつってだらだら話してると
「空気読めねえなコイツ」って思われます。
まあ、読めてないんだけど。
女性がデート中に
「トイレ大丈夫?」と聞いてきたら
「トイレに行きたいです」というサインです。
「うん。大丈夫」なんて言ってないで
「おれは大丈夫だけど、行くならここで待ってるよ。
行っトイレ!(´∀`*)」つってスベってみましょう。
「便器(元気)でね!(´∀`*)」も付け加えるとなおヨシです。
「この人は気持ちを察してくれるけど、寒いな」
と思われてフラれます。ざまあミソラシド。 ←
許されたと勘違いしない
何かトラブルがあった時に
お客様から「責任者を出せ」と言われます。
「大変申し訳ございません」と謝ると
お客様に「いや、これは君の責任じゃないから」と言われます。
「君の責任じゃない」=「自分には責任がない」
これは間違った解釈です。
「君の責任じゃない」は
「君は半人前だから、君と話しても仕方ない。
君を半人前のまま放置している、君の上司の責任だ」
という意味です。
これもなかなか怖いですよね。
だからと言って
どうすることも出来ないっちゃ出来ないので
仕方ないんですけどね。 ←
そーゆー意味ですよってことを知って
精進すればいいだけの話ですから。
上司の顔に泥を塗った事実を謝って
勉強にはげみましょうまる。
まとめ
読めば読むほど
「知らないって怖いな」と思えます。 ←
でも確かに
本音を言うこと自体も凄くエネルギーの要ることですし
自分に相手を察する力があれば
お互いに負担なく生活できますからね。
言葉と気持ちって一致しないんだなー
と言う事が解っただけでも
大成長だと思います。
あとは深読みしすぎの失敗をたくさんして
察する力を鍛えるのみですよ。
おもしろかったです。おすすめ!(´∀`*)