
知られざる、PTAの世界。
ある日うっかりPTA
「フリーライターの著者さんがうっかりPTAの会長になってしまう」という体当たり(?)ルポルタージュです。
よく名前は聞くものの、PTAって具体的に何やってる人達なのか学生のころからずっと不思議に思ってましたが、そんな闇の組織(?)が明らかになる1冊です。
そんな謎のベールにくるまれた組織のトップ、PTA会長と言えば
- 超優等生のお母さん
- モンスターペアレント
- 語尾はだいたい「ザマス」
こんな感じのイメージで「選ばれし者のみが手に出来る権力」だと思ってましたが、実際は総会で挙手さえすればたいがい誰でもやれるそうです。なんやねん(´・ω・`)
もちろん、地域にもよりますけどね。
PTAはめっさ大変
著者さんもプロの物書きなのでPTAのドタバタっぷりがおもしろく描かれてますが、とにかくすげえ大変な仕事だと思います。
これは自由業にしか出来ないですね。昼間仕事してる人とかどうしてるんだろう。
今まさに「PTAやってます!」って人には共感の嵐が巻き起こるんじゃないかと思いますよ。
そうでない人も、単純にPTAという組織が詳しく解るし、なにより「やってみた」みたいなノリが好きな人にはたまらない1冊となっております。
どこにでも、「しがらみ」なんてのは存在するんですね。
おもしろいです。おすすめ(´∀`*)