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2017年7月30日日曜日

なぜ人は怪談が好きなのか by お化けの愛し方【書評】





お盆も近いので。









お化けの愛し方





「お化けは怖い」という観点ではなく、
「お化けは愛おしい」という

目を閉じて髪を洗えないほどの
異常なビビり体質な私には信じがたい1冊でした。

いや、普通に幽霊とか怖いじゃないですか。



何が怖いって、
やつらの目的が解らない。



写真や映像に紛れ込むとか、もう最悪

「なっ 何が目的なんスカ(((((((( ;゚Д゚)))))))」
とばかりに混乱すること必至です。



そんなお化けたちも、実は愛おしんだよ
という気持ちにさせてくれるのかなと思いきや

違う意味で怖くなりました\(^o^)/ ←




男と女で見方が違う?





私の祖母は
部屋を真っ暗にして四谷怪談などのドラマや映画を楽しむという
まったくもって理解不能な趣味を持ってますが

それがなんとなく解ったような気がします。



と、いうのは
怪談のルーツは中国から来たもので、

もともとは「人を怖がらせる」というより
ほぼ、幽霊との純愛を描いたものだからです。



例えば、



男が夜道で超絶美人と出会う
口説いてお持ち帰りする
家でイチャイチャしてるところを誰かに見られる
しかし、その女性はドクロだった!
「あれ、お化けだぞ」とお祓いをすすめ、有名なお坊さんが現れる
魔除けの施しも空しく、男はあの世に連れ去られる( ;゚Д゚)キャー



このパターン。



この手の怪談話も
1度は聞いたことあると思いますが
中身となる「幽霊が現れる原因」は

現世で恋人と結ばれなかったとか
不慮の事故で恋人を亡くしたとか

女性の愛執が絡んでおります。



実はここにゾッとするのは、男性陣のみで
女性は「わかるわー」と共感の涙みたいです。



私のおばあちゃんを始め
世の女性たちはそこに怪談の楽しみを見出してるもようですね。







な?ゾッとするだろ? ←



「どこに怖がっとんねん」
というツッコミもさることながら

女性の愛とは、それほどまでに強力なものなのです。




まさに、純愛





「死してなお、愛する」という
怪談のルーツとは実は一種のラブロマンスなので

見方を変えれば、
お化けとは実は愛おしいんだよ

ってことですね。



私は怖がりなので

あまり幽霊に関するものは
目に触れないようにして生きてきましたが

怪談の歴史怪談文学としての魅力
海外の怪談知られざる舞台裏などなど

刺激的でおもしろい本でした。



まあ、一言で「お化け」つっても
もともとは私たちと同じ、人間ですからねえ

現世のエンタメとしてはアリかな?と
ちょっと考え方も変わりましたね。



嫁や彼女に内緒で
他の女性と密会しては
戯れに勤しんでるそこのアナタ!m9( ゚д゚)ビシッ



怪談話とはだいたいが
嫉妬に苛まれた女性が
死して男の命を奪いにくるお話です。



怪談話の1つにならないように気を付けて下さいね…。








まあ、



浮気とか一切したことない
私のような超絶純粋な紳士には

まったく関係ない話ですけどね。



おもしろかったです。おすすめ!(´∀`*)





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