
迫りくる「変化」に対応するには?
パラノイド サヴァイヴ
これはインテルを世界的な企業に育て、現在もシリコンバレーの経営者たちに尊敬されているアンドリュー・グローブ氏のモットーだ。
成功すればするほど、そのうま味を味わおうとする人びとが群がり、食い散らかし、そして最後には何も残らない。
そして、テクノロジーが発展し、顧客の好みが変わり、規制が変わることなどから、「戦略転換点」が襲いかかる。
これを見逃したら、企業にとっても、個人のキャリアにとっても命とりだ。
チップのバグで4億7500万ドルの巨額損失を計上したり、日本メーカーの攻勢で主力メモリー事業からの撤退をしたり、修羅場を乗り越えた「パラノイア」(超心配性)である著者が、「戦略転換点」を見極め、予測不可能な世界でしぶとく生き残るための方法を教える。
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変化の激しい現代を生き抜くためには「10Xの変化」をいち早く察知し、戦略転換点を見出してさっさと行動しろ!
ってゆー指南書です。
元インテルコーポレーション会長兼CEOアンドリュー・S・グローブさん著の復刻本です。
これは経営者のみならず、これからの時代を生き抜く同志には読んで欲しいですね。
「未来に先回りする思考法」や「孫子の兵法」に通じるところもありますが、本人の体験談から執筆されたものなので非常にわかりやすかったです。
「何かが変わった」「何かがおかしい」と、違和感を感じなければ戦略転換点にも気づかないので、いかに早く感じたり情報を収集できたり戦略を事態に合わせて変えられるかが本書のポイントですね。
「インテルの戦略転換点」を振り返りながら図式で詳しく解説されております。
アンテナは常に立てておき、変化のバリエーションもいくつか持っておきましょう。
100%の予測が不可能な未来はいずれやって来るのですから…。
時代の転換点を見極めろ!(´∀`*)
おすすめ!