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日本精神史 上・下【書評】

投稿日:2017年10月1日 更新日:

壮大な、歴史の旅へ。

 

 

日本精神史

「あえて定義づければ、人間が自然とともに生き、

社会のなかに生きていく、その生きる力と生きるすがたが精神だ」。

 

テキストとして残された思想はもとより、

土器や銅鐸、仏像、建築、絵巻、庭園など、

あらゆる文化を渉猟し、縄文時代から江戸時代の終わりまでを、

一望のもとに描く、まさに畢生の大作です。

 

ただし、著者は、難解であることを潔しとしません。

 

ヘーゲルのわかりやすい翻訳で脚光をあびたように、

あくまでも流麗な文体で、明解に描いていきます。

 

思想も絵画も仏像も、ひとしく日本の精神の歴史としてとらえ、

あらためて、日本とはなにかを問いかける清新な傑作と言えます。

 

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縄文時代の遺跡から江戸時代の文学まで

日本人の精神の在り方を、
遺された芸術品などを通して振り返っていくという

めっさボリューミーな作品です。

時代が変わるたびに、芸術の作風も変わりますし
新しい異国の風が吹けば、精神も変わって行くのですが

日本人としてのイデオロギーは
やはり、遺された歴史の真にあるなあと思いました。

  • 政治の基盤となった仏教や儒教、
  • エンターテイメントである絵画絵巻に演劇
  • 貴族の恋を歌った和歌や俳句などなど

全三十五章に渡り
歴史に沿って解説されております。

日本の芸術や思想などに
昔から興味はあったのですが

単純に
秋の夜長に分厚い本を読んで
思考に浸りたかったんです(´・ω・`)

おもしろいです
歴史の旅に出たい方は、ぜひ。

みんなの大好きな

春画(当時のえっちな絵)の話もあるよ!(´∀`*)

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