読書感想文

ドナルド・トランプ大統領誕生秘話 by 『暴君誕生』【書評】

投稿日:

 

ついつい最後まで読んでしまった。

 

暴君誕生

トランプ現象を背景に、アメリカの抱える闇、ポピュリズムに陥るリーダーとそれを生み出す構造、メディアの問題を最高に面白く読み解き、日本の政治状況にも通じる破綻寸前の民主主義のどうしようもない実態が白日の下に。

2016年11月、トランプ大統領が誕生した――。共和党の大統領候補者が出そろったとき、1年後にトランプ大統領が誕生することなど誰が想像しただろうか。

メディアはこぞってトランプの愚行や奇抜な発言を報道してきたが、トランプの支持率はトップの座を譲ることはなかった。確かにトランプはクレイジーなピエロの1人だが、彼は大統領の座を勝ち取った。なぜ他の共和党候補者はトランプに勝てなかったのか、なぜヒラリーはトランプに負けたのか。アメリカはもう終わりなのか。

本書では1年半かけてトランプの選挙を追い、トランプという恐るべきピエロを生み出したアメリカ社会とそのメディア、そしてその背景にあるアメリカの政治と歴史が持つ問題の追及を試みる。

by Amazon

毒舌っぷりが爽快で、なんとも「アメリカな1冊」です。

 

ドナルド・トランプ氏が大統領になる裏側ではいったい何が起こってたのか!?

というところを名ジャーナリストが1年半密着して書きあげた告発本です。

 

日本に住んでるとどうしても情報が偏ってしまいますからね~

私たちにとっても、アメリカの政治は他人事ではありませんよ。

 

私個人としては、そんなにトランプ大統領にはマイナスなイメージはなかったのですが

なるほど、これは嫌われるわなと納得しました。 ←

 

アメリカの「裏側」

アメリカの選挙は「メディアありき」なので、

マニフェストがどうとかはあんまり関係なく、「とにかく目立ったもの勝ち」なのが曲者ですよね。

 

今まで就任した大統領や政治にうんざりしてた若者たちにとって

この「暴君」とも言えるトランプ氏はさぞかしヒーローに映ったことでしょう。

 

選挙戦も、目立とうとするあまりに

トランプ氏がまともに見えるほどの立候補者たちの荒れっぷり。

これは日本からはなかなか得られない情報ですね~。面白いです!

 

しかしこれは著者さんのセンスが抜群に良いですね

皮肉たっぷりなブラックジョークを交えた大統領選の裏側をお楽しみ下さい!

 


 

Follow me!

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-読書感想文

執筆者:

関連記事

no image

【書評】現状を破壊するには、「ぬるま湯」を飛び出さなければならない

本を撮ろうと思ったけどブックオフに売ったらしい。 関連記事:ブックオフにいろいろ売ってみた 去年読んだ自己啓発系ではNo,1です。 人間、自分には甘いもんですね。 「最近たるんできた」と思ったら読もう …

no image

村上世彰 生涯投資家【書評】

知られざる、名投資家の姿。 生涯投資家 「お金儲けは悪いことですか?」 2006年6月、 ニッポン放送株をめぐるインサイダー取引を行った容疑で逮捕され、 のちに執行猶予つき有罪判決を受けた村上ファンド …

no image

好きなことを創造する by 「好きなことだけやって生きていく」という提案【書評】

「好きなことを創り出す」という視線も大切です。 「好きなことだけやって生きていく」という提案 社会の仕組みなのか、日本の教育のせいなのか大人になると「好きなこと」というのが解らなくなります 結婚して、 …

no image

【書評】デッドエンドの思い出

すごく中二くさいタイトルですが よしもとばななさんの短編集です。 古本屋をぶらぶらしてたら目が合ったので買いました。 3時間ほどあれば女性目線ならではの切ないラブストーリーを5作読めます。空いた時間に …

no image

目の前にいるイヤな上司の取り扱い説明書【書評】

笑ってしまった。良著です。 目の前にいるイヤな上司の取り扱い説明書 「今の上司とはそりが合わない」 「上司のせいで成果が上がらない」 「上司と顔を合わせるのがイヤ」 「目の前の上司をなんとかしたい」な …