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「逃げる」とは、「戦う」こと by 『逃げる力』【書評】

投稿日:2018年4月25日 更新日:

 

三十六計、逃げるにしかず。

 

逃げる力

会社から逃げる、人間関係から逃げる、目の前のピンチから逃げる…逃げることは、消極的で後ろ向きなことだと考えていないだろうか。実は逃げることは戦うことと同じくらい積極的な行動である。

戦う時に分泌されるホルモン「アドレナリン」は、逃げる時にも分泌されるのだ。本当に大切なものを守るために、戦っても勝ち目がない、得るものがないと判断したら、さっさと逃げるべきである。

だからまず、自分にとって大切なものは何か、しっかり見定めなければならない―著者が動物や戦国武将の例も挙げながら、人生についての根本的な考え方を語る一冊。

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「逃げるくらいなら、潔く散る」という発想が、実は逃げてるのです。

そこにはもう「戦う意思」はないですからね。

 

「ダメなら一旦逃げて、体制を立て直してからまた挑む」のが本当の意味で「戦う」ということなのです。

なので、「知人から金を借りて、返さずにそのままバックレる」といった類のクソみたいな話ではありません。それはただの逃げ癖がついた臆病な卑怯者ってだけです。

「戦う意思」がある場合の「逃げる力」という話ですね。

 

「背中の傷は武士の恥」的な発想は実に日本人らしい美学とされてますが、そのために世界大戦で多くの犠牲者を出す羽目になったのです。

勝ち目がなければ逃げる。そして冷静になる。これが今の時代もの凄く重要なことだと思います。

 

長いようで短い「人生」です。自分の「生き方」について、熟考することも必要ですね。

 

 

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