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人のため、と思うからうまくいかない 『韓非子』【古典】

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組織論です。

 

韓非子

どんな名経営者であっても、組織の頂点に立ち、それを維持するためには、ライバルや派閥間の抗争、
権力闘争を乗り越えなければならない状況に直面します。当然そんな状況で用いられるノウハウは、
きれいごとばかりではありません。他人に堂々とはいえないような手段も駆使せざるを得なくなります。
さらにこうしたノウハウは、下にいる人間にとっても多々必要になります。どうしようもない上司や同僚に
対抗するため、巻き添えになって責任をとらされないため……そういった状況での権力の握り方や、権力闘争の
コツといった知恵を学ぶ糧として『韓非子』はあるのです。

本書では『論語』的な立場(徳治)、『韓非子』的な立場(法治)の二つを対比させながら――それぞれの
考え方の特徴とその強み、弱み、さらには現代的にどのような意味や活かし方があるのか、について解説
しています。
過酷な時代を生き抜くために、すべてのビジネスパーソンに読んでいただきたい一冊です。

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孔子の「論語」を思いっきり逆説する1冊です。

同じ組織論でも、孔子は「理想論」、韓非子は「現実論」って感じですかね。

論語も勉強になりますが、良いところばかりではなく、逆の視線から考えてバランスをとることも大切なのです。

 

見返りを期待するな

なかでも面白いのはこれ。

孔子は「自分が立ちたかったら、まず相手を立たせてやる」という考え方ですが、韓非子は「お互いに助け合っても、自分の方がたくさんしてやった」と思うものですよ。と説いてるところですね。

「信用、信頼で成り立つ組織」という理想を持つことも大事ですが、人間は前提として「利益に目がくらむ」という現実を見ないことには始まりません。

組織の理想ばかりを説く人が失敗するパターンでは、ここを見ない人が圧倒的に多いですよね。

 

「組織」とは文字通り、「人が集まってるところ」です。

トップに立つ人は「人間の本質」と「理想の組織」の折り合いを付けながら運用していかなければなりません。理想ばかりを追わない方がいいですね。

それぞれが「人のためではなく、自分のため」と思って動いた方が組織としては上手くいくので、「他人に期待しないこと」というのは本当に大切です。

 

 

 

中国古来から伝わる「現実的な組織論」です。参考に、ぜひ。

 

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