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『コ・イ・ヌール 美しきダイヤモンドの血塗られた歴史』【書評】

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宝石やべえな。

 

コ・イ・ヌール

現在は英国王室の王冠で光り輝く、コ・イ・ヌール(光の山)と呼ばれる巨大なダイヤモンド。それが世界的に著名であるのは、ただ美しいからではない。エリザベス女王が身につけることを拒んだほどの、凄絶な来歴を有しているからだ。ムガル王国の皇帝やシク王国の君主など、さまざまな者の手を経て、英国王室が所有するに至ったそのダイヤモンド。富と力と子孫繁栄をもたらすと信じられ、数々の権力者に崇められてきたダイヤモンドは、同時に数多くの悲劇や凄惨な出来事を巻き起こしてきた――。数々の資料を渉猟することで、ひとつのダイヤモンドを巡る歴史を鮮やかに描く、面白さ無類の渾身のノンフィクション。

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「綺麗な薔薇にはトゲがある」とはよく言いますが、綺麗な宝石には人間を残酷にする作用があるもようです。

世界でもっとも美しいとされる、インドで発見されたダイヤモンド「コイヌール」の歴史を追うノンフィクションな1冊です。

 

古来から権力の象徴でもあった「宝飾品」をめぐる、まさに血と暴力に塗られた権力争いの歴史の数々にもうおじさんドン引きです。 ←

 

著名人なんかもそうですが、一般人の私からすれば「すべてを手にして上手くいってる」ように見える人が精神的に参ったりするのを見て「え!?なんで?」と思ってしまいますが、そーゆーことなんですね。

「注目を集める」ということは、それだけ「攻撃に晒される」ということなのです。

それでも、「注目されたい」と思ってしまうのも、また人間の性なんですよね。

 

コイヌールを手にした人間が次から次へと狂っていく姿はなんとも「人間の本性」を垣間見た気がしてゾッとします。

エリザベス女王でさえも、その宝石を施した王冠をかぶることを拒んだ、最も美しく、最も残酷な歴史をもった呪いのダイヤモンドのお話です。

 

人生の教訓にもなるので、ぜひ。

 

 

 

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