
ずっと読みたかったやーつ。
賢明なる投資家
バフェットが師と仰ぎ、尊敬したベンジャミン・グレアムが残した「バリュー投資」の最高傑作!株式と債券の配分方法、だれも気づいていない将来伸びる「魅力のない二流企業株」や「割安株」の見つけ方を伝授! 場中や、明日、1カ月後の値動きを全く気にしない「投資法」・・・原書は、今でもアメリカでロングセラーであり続けている古典的名著。数十年前から時代遅れな本といわれ続けながらも、やはり真理とは普遍的なものであり、人々に必要とされてきた書物である。ITバブルがはじけた今、バリュー投資を勉強したいと願う方には、バフェットの本とともに、お勧めしたい「投資家の教科書」である。
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投資家たる者「賢くあれ!」てことですね。
この「賢くあれ!」ってのがミソで、株で利益を上げられない時はたいてい愚かなことをしてるものなんですよ。
そんな投資家のスタンス・考え方・哲学や証券や企業の分析など「株式投資」について徹底的に網羅された1冊となっております。
これが1937年とかに出てる本とは思えないほど分析が鋭く、またモチベーションを刺激してくれる教訓が満載なんですよ。
私も何年か株式市場に関わって気付いてきましたが、投資家の哲学って証券取引のみならず、人生にも応用できるんですよね。
人生はすべてにおいて「お金と時間を投資する」ことがベースになっているので、その「投資をする価値があるのか?」を見極めるコツを知らないと、愚かな投資をして失敗してしまうのです。
投資とは、詳細な分析に基づいて行うものであり、元本を保全して、適切なリターンを上げるここと定義する。
この条件を満たさないものを、すべて「投機」と呼ぶ。
さすが、バフェット氏が師と仰ぐ人物。終始勉強になる良著でした。
まだ読んでない方は、ぜひ。