さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】「最初の一歩」の勇気をもらえる青春小説 『線は、僕を描く』

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バックトゥザ青春。なんだそれ

 

線は、僕を描く

両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子にされてしまう霜介。それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。
水墨画とは、筆先から生みだされる「線」の芸術。
描くのは「命」。
はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、線を描くことで次第に恢復していく。

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なんとも透明感のある世界観で水墨画にハマって成長していく高校生を描いた青春小説ですね。

いいなあ。青春。おじさん夏になると毎年そんな感じになるよ。(語彙力

奥深い水墨画の世界の描写なんかもありますが解りやすく、ストーリーもシンプルなので純粋に楽しめました。

 

こーゆーのを読んでていつも思うのが、本当に「自分が好きなこと」っていつ出会うか解らないですよね。

時間を忘れるほど没頭できることに出会う瞬間って、本当に「ひょんなこと」なんですよ。

それは、数秒後かもしれないし、何十年後かもしれないし、もしかしたら一生出会わないかもしれないし。

 

物語内に出て来る実在していた絵師のエピソードにもありますが、40歳を過ぎてハマったことが歴史に残るほどの作品を生んだりするので、本当に才能と年齢は関係ないんですよね。

年齢とか才能とかよりも、「最初の一歩」を踏み出すことの方が本当に大事なんですよ。

 

そんな「最初の一歩」を踏み出す勇気をもらえたりする、夏にぴったりの良い作品でした。

涼しい部屋でお楽しみ下さい。

 

 

 

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