
健康志向なアナタに。
大豆と人間の歴史―満州帝国・マーガリン・熱帯雨林破壊から遺伝子組み換えまで
人類が初めて手にした戦略作物、大豆。その始まりは、日露戦争、そして日本が支配した満州大豆帝国だった。食用油から工業用インキ、肥料・飼料、食品・産業素材として広く使われ、南北アメリカからアフリカまで、世界中で膨大な量が栽培・取引されている。大豆が人間社会に投げかける光と影、グローバル・ビジネスと社会・環境被害の実態をあますところなく描き出す。
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大豆すげえな!( ´゚д゚`)ってなる1冊です。
おそらく日本人なら「大豆が体に良い」という話は昔から言われてるので馴染みがあるとは思いますが、ぶっちゃけ「どれだけ体にいいのか?」というところまで理解してる人って少ないんですよね。
その「大豆が体に良い」という根拠を、人間と大豆の関りから辿れる歴史書です。
こーゆー普段あんまり気にしてない題材を扱った専門書って、やっぱりおもしろいんですよね。
もちろん、専門書なので豆知識も豊富です。豆だけに。そーゆーのはいらない
大豆そのものの歴史から大豆が動かしてきた歴史、過去から現代まで想像を超えた大豆の利用などなど知的好奇心を満たしてくれる良著です。
大豆の事なんにもわかってなかったな( ´゚д゚`)と思わされました。 ←
おヒマつぶしに、ぜひ。