【小説】馳星周 さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】胸が痛くなる悲しい家族の逃亡劇!―『ラフ・アンド・タフ』

投稿日:2020年3月1日 更新日:

 

疾走感がえぐい!

 

ラフ・アンド・タフ

「女は穴だ」なんて俺は本当に馬鹿だった。魂の兄弟、そして夢の女と健気なガキ。死にたいくらい焦がれた幸せが目の前にある。賞金稼ぎになろうと無茶をする日々。ヤクザの借金を踏み倒した風俗嬢を見つけたが、女は言う。「好きなときに、好きな穴を使っていいのよ」。血まみれの子守歌をききながら、明日なき暴走が始まった!死んでも走り続けろ!

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王道の逃亡劇!な1冊です。

組織に借金がある女に惚れ、その女の子供を溺愛し、組織の金に手を出して…という、どんどん奈落の底に向かって加速していくストーリー展開は、さすが馳星周ノベルス!って感じですねえ。

全てを手に入れたい男の「愛」と「暴力」と「愚かさ」が交差する作品です。

 

私も馳星周さんの小説が大好きでいろいろ読み漁ってますが、人の心理を揺さぶるのが本当に上手いですよね。

悲しくもなるし、哀れにもなるし、ほっこりした気持ちにもなるし、飽きの来ない物語の展開はさすがです。

逆に、この「家族の幸せ」みたいなものが、ハラハラする逃亡劇を加速させるんでしょうねえ。

 

今回も「金」と「女」で狂い始めた歯車を楽しめるストーリーとなっております。

毎度ながら「どれかを捨てればうまく行くのにな」と思いながら読んでましたよ。 ←

 

おもしろかったです。一気読みしてしまいました。

おすすめ!

 

 

 

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