
これはよく作り込まれてますねえ。
Mの暗号
30兆円の金塊。
戦中戦後に消えた莫大な資産。遺された暗号。
闇に蠢くのは、GHQ、日銀、日本金銀運営会、亜細亜産業、そしてフリーメイソン――
『下山事件 最後の証言』で読書界の度肝を抜いた著者が放つ、興奮の痛快ミステリー!by Amazon
「なんじゃそりゃー!Σ(゚Д゚;エーッ!」ってなる1冊です。
よくこんな展開を思いつきますねえ。完全に予想外でした。
予想外と言うか、もう反則レベルです。 ←
内容としては、
- 殺された父が遺した暗号が見つかる
- どうやらそれはとんでもない財宝の在処らしい
- 殺人犯もこれを探してたのか?先を越されてたまるか!( ´゚д゚`)
ってゆー、言わば消えた財産を探せ!的なトレジャーハントものですね。
しかしもちろん、ただの犯人捜し&宝探しで話は終わりません。
見どころは、その財宝を隠した人物の驚くべきトリックと陰謀。
これがまた凄まじいのです!
これまたヤラレましたね~。
柴田哲孝さんの想像力と良い読ませる技術と言い、ドストライクですよほんと。
殺人犯と隠された財宝。殺人犯を追う警察と、財宝を追う正体不明の敵。
彼らが最後に行き着く先に待ち受けるものとは!?―
ちょっと感動してしまいました。最終章のラストスパートは必見!
おヒマつぶしに、ぜひ。