
おもしろい!
共感の時代へ
「利己的な遺伝子」などのメタファーがもたらした行き過ぎた競争社会、人間は何を取り戻せばよいのか。生物や進化を考えずに、政治や経済は語れない。なぜなら社会は人間から成り、人間は生物として進化の歴史の上にあるのだから…そして「共感」にも長い進化の歴史という裏づけがある。
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本能に気付く1冊です。
「人間もやっぱり動物なんだなー」と再認識させられますね。
動物の行動と人間の行動を照らし合わせてみると、意外な共通点が見つかったりするのです。
特別、この「共感する」ことにおいてはおもしろいデータが山ほど出てきますね。
確かに、人間が創りあげてしまった「社会のシステム」によって埋もれてしまった大事なことって、あると思います。
誰かを助けたくなる、いわゆる「利他的行動」の本能がまさにそうで。
私たちも今一度、社会での「競争」のことは忘れて、自然な状態を意識してみるといいかもしれませんね。
確実に知識がレベルアップする1冊です。
いろんな観点が見解を広げさせてくれて、おもしろかったです。
おヒマつぶしに、ぜひ。