
やられた。
ザ・ジェントルメン
「かっこいい男」って、人によっていろんなイメージがあると思うんですよ。
「タバコや酒を嗜む姿」とか「仕事に真剣になってる姿」とか。
いろんな「かっこいい男」がある中でも私は断然、「ジェントルマンな男」がかっこいいんですよね~!
ということで今日はこの柴田哲孝さんの小説「ダンサー」から、こんなかっこいい男たちのやりとりをどうぞ。
二杯目のマッカランを飲み干し、阿久沢が席を立った。バーテンダーに一万円札を渡し、小さな声で言った。
「あちらの娘さんの分も」
「はい、ありがとうございます。お伝えしますか?」
バーテンダーが怪訝そうな顔で言った。
「いや、いい。美しい横顔に心を和ませてもらった。それだけだ」
いや、いい。美しい横顔に心を和ませてもらった。それだけだ。
いや、いい。美しい横顔に心を和ませてもらった。それだけだ。何回言うねん
「うおっかっこいいなコイツ!」って思わず独り言が漏れてしまいました。かっこ良すぎないですか。
私なら「うん伝えて伝えて!(´∀`*)」って言っちゃいますけどね。
こんなことよう言わんわ。一万円も払って。そーゆーとこだぞ
気まぐれで、こだわりがあり、女性の価値もわかっていて、無意味に近寄らない。
超絶にジェントルマンですね!
これは真似する。絶対にどっかで真似する。
酒もたばこもやめたけど。
二杯目のコーラを飲み干し、席を立った。バーテンダーに一万円札を渡し、小さな声で言った。
「あちらの娘さんの分mゲフッ」
「ハイキングウォーキングですか?」
今日もいい一日を!