【小説】遠田潤子 さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】むちゃくちゃゾクゾクするミステリー―『カラヴィンカ』

投稿日:2020年5月21日 更新日:

 

これもやヴぁい。

 

カラヴィンカ

歌詞のない旋律を母音のみで歌う「ヴォカリーズ」の歌手として絶大な人気を誇る実菓子。彼女の自伝のインタビューの相手として選ばれたのは、売れないギタリストの青鹿多聞だった。なぜ実菓子は、多聞を指名したのか―2人は幼い頃同じ家で育ち、さらに実菓子の夫は、多聞の亡兄だったからだ。インタビューが進むにつれ、明らかになっていく、おぞましく哀しい出来事。その真実が解き明かされた時、新たな事件が起きる。

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えっ?最近「感情を揺さぶられる」ことがないですって?

それなら、本書がおすすめですよ!(´∀`*)ベタやな

 

ということで「冬雷」「雪の鉄樹」に続き、遠田潤子さんの作品漁り第三弾目は「カラヴィンカ」。

これまたハイクオリティなミステリー小説となっております。

 

遠田さんの作品を読むのはこれで3作目ですが、やっぱり「感情を揺さぶる」のが本当に上手いな~と。

 

まずこの「ムカつくやつら」や「サイテーなめんどくさいやつら」が次々と出てきて、主人公たち可哀そう!ってなるんですよ。

そのフリのあとに「実はね…」みたいな、次々と謎が繋がっていく、この快感。

Σ(゚Д゚;エーッ!やら( ´゚д゚`)エーやら、もう感情が追いつきません。

 

なんかもうそれ以上にね、いろいろと揺さぶられ過ぎてしんどい。

遠田潤子さんの作品は続けて読めない。メンタルがもたねえ。

 

ということで、今作も「読ませる物語だな~」と圧倒的なクオリティに脱帽でございました。

ゾッとするくらい人間の内面をえぐってきたあとの、衝撃のラスト!で鳥肌モノの1冊です。

 

最高峰のミステリーが楽しめました。

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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