【小説】遠田潤子 さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】天才・遠田潤子の魔力を存分に楽しめる1冊―『オブリヴィオン』

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良い物語ですね~。

 

オヴリヴィオン

森二が刑務所を出た日、塀の外で二人の「兄」が待っていた―。自らの犯した深い罪ゆえに、自分を責め、他者を拒み、頑なに孤独でいようとする森二。うらぶれたアパートの隣室には、バンドネオンの息苦しく哀しげな旋律を奏でる美少女・沙羅がすんでいた。森二の部屋を突然訪れた『娘』冬香の言葉が突き刺さる―。森二の「奇跡」と「罪」が事件を、憎しみを、欲望を呼び寄せ、人々と森二を結び、縛りつける。更に暴走する憎悪と欲望が、冬香と沙羅を巻き込む!森二は苦しみを越えて「奇跡」を起こせるのか!?

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胸にジーンと染みてくる1冊です。

相変わらず素晴らしい物語を生み出す作家さんですね。

 

遠田潤子さんの作品は全部そうなのですが、この「過去になにがあったのか!?」感を持続させるのが本当に上手いんですよね。

読んでるこっちも続きがどんどん気になって、まさに「貪るように読む」体験が出来るんですよ。

気が付いたらもう物語の中です。 ←

 

それを可能にさせているのは、文章力もそうですが、やっぱりストーリー設定が逸品なんですよね。

読者の心や感情を攻撃してくるような、切なくも悲しい展開が本当に芸術的なんですよ。

 

プロローグから一気に引き込まれ、ストーリーの展開に一喜一憂しながら、最後にはほっこりできる。

そんな遠田潤子さんの魔力が詰まった作品でした。

 

これはいかん。全作品漁る勢いだわ( ´゚д゚`)

「愛」に満ちた奇跡の物語です。

 

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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