【小説】ドン・ウィンズロウ さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】小島秀夫監督が愛した作品を読んでみよう―『サトリ』

投稿日:2020年6月23日 更新日:

 

「小島秀夫 創作する遺伝子」より。

 

サトリ

1951年東京。日本的精神の至高の境地“シブミ”を学んだニコライ・ヘルは、服役中にCIA局員の訪問を受け、釈放と引き換えに暗殺の仕事を請け負った。朝鮮戦争が勃発し、中国とソ連は親密な関係にあるが、アメリカは中国の顧問役であるKGB幹部ヴォロシェーニンを暗殺し、中ソを反目させようとしていた。標的を知らされ、ニコライは驚いた。母と浅からぬ因縁があったからだ。彼は武器商人になりすまし、北京に赴くが…。

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ついつい一気読みしてしまった!な1冊です。

小島監督が影響を受けるのもわかりますね~、これはおもしろい!

まるでアクションゲームを見てるようでしたよ。

 

個人的にツボだった要素をさくっとレビューします!

 

スパイで、武術の達人で、暗殺者

まず、主人公だが…どうだろう、このコンボ。

中学二年生が覚醒してしまうな!(ノ∀`)タハー

 

主人公は主に接近戦の格闘を得意とするアサシン。

しかも東洋よりの拳法で「気」まで使うという、男の子大歓喜な設定。めっちゃ好き。たまらん。

CQCのアイデアも、ここから得てると思われ。

 

敵とのバトルも緊張感があってスリル満点です。

また舞台がリアルな世界なので、ちょうどいいバランスで楽しめるのが良いですね。

あんまりファンタジーファンタジーしてると、ちょっとくどいですからねえ。

 

どうなるんだこれ感

言っても「スパイもの」ですから。これがないとね。

潜入先での頭脳戦や心理戦などハラハラドキドキの展開が待ち受けております。

このヒヤヒヤ感は心臓に悪いぞ! ←

 

しかもこれ何が良いって、展開がリズミカルなのが最高なんですよね~。

これ以上描写が続いたら飽きちゃうかも?ってタイミングで「次!」って感じに進むのがなんとも爽快。

サクッサクッとちょうどいいテンポで物語が進むので、ハラハラ感が持続するんですね。

 

そしてまさかの

最後の最後には読者を待ち受ける大どんでん返し!これはヤラレタ。

うおおいマジかよ( ´゚д゚`)とつぶやいてしまいましたいい歳して。これは読めなかったですね~。

ただのスパイアクションで終わらせず、プラスアルファに足してくるのがニクイ!

 

「なんやかんやフツーにミッション成功させて終わるんだろうな~」と思ってましたから。 ←

まさかこんなオチを用意してるなんて!油断した!

このラストは思いっきり気持ちよく騙されました。

 

ということで

すごく面白かったのですが、難点を1つ。

これ全然売ってねえのな!( ´゚д゚`)

 

実は半年くらい各本屋を探し回ってましたが見つからず、しびれを切らして名古屋で一番大きい本屋に行ってようやく見つけた作品なのです。

ドン・ウィンズロウの小説は「ザ・ボーダー」とかの方が有名らしく、これはたくさんありましたが、それ以外の作品はどこも品薄状態でした。

出会ったのが奇跡ですよ、ほんとに。

 

ええ。言いたいことはわかります。

 

「アマゾン使え」ってことですね。 ←

 

 

なんとなく自分の足で探したかったんですよ。なんの言い訳

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

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-【小説】ドン・ウィンズロウ, さくっと「小説・ノベルズ」

執筆者:

gxfh

読書ノート。時々雑記。