さくっと「ノンフィクション・歴史」

【書評】「言葉」は突然変異が生んだ奇跡にすぎないのか?―『言語の起源』

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ロマンですよ。

 

言語の起源 人類の最も偉大な発明

言葉はなぜ、生まれたのか?ピダハン語の研究で世界を震撼させた、異端の言語学者ダニエル・エヴェレットが、言語学、人類学、考古学、脳科学の知見をもとに言語の起源をめぐる謎に挑む。

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なにかと「起源」を知りたがるおじさんです。こんにちは!(´∀`*)

やっぱり気になるじゃないですか、こーゆーの。

 

ということで、普段なにげなく使ってる「言葉」

会話だったり文章だったり、このコミュニケーションツールが今の人類をここまで大きく発展させた!というのはいろんな歴史書でも言われてることですが、なかなかその「起源」までは掘られてないんですよね。

 

じゃあその「言語」はどうやって生まれたかって?

そこにはもはやロマンしかないじゃないですか!(´∀`*)(興奮気味

 

そんな「言語の起源」をあらゆる角度から追っていく1冊です。

さくっとレビューします!

 

知的好奇心を刺激しまくる!

本書のおすすめポイントは、もうこの1点だけで充分じゃないかと。

解明されていない「なぜ?」には、あらゆる憶測や推測、研究結果が飛び交いますから。

 

当たり前のことですが、「言語」を扱う生物はわれわれ人類だけなんです。

もうこれだけでロマンじゃないですか! ←

「なぜ人類だけなの?」「言語が生まれることになった原因は?」ってことですが、これを生物進化学や言語学はもちろん、神経学や脳科学、哲学や文化学まであらゆる分野からその謎を追っていくというかなり濃厚な内容となっております。

そしてその謎を追っていくと、これまた新たな事実が浮かび上がったりするから、またそこで脳汁がブシャーなんですよね。(?)

 

突然変異ではない?

私が個人的に一番おもしろかったのが、この考察。

突然変異で言葉を話せるようになったわけではない、という理論ですね。

 

ダーウィンの進化論で言えば、今存在している生物は変種を繰り返して進化してきたわけですよ。

なので、「喉の筋肉を細かく使って発声できる」というのは「突然変異だ」と考える学者が多いんですね。

 

しかし「言葉を話す」ことに至っては、「人類は必然的に話せるようになった」と著者さんは言うわけです。

ここらへんの考察がもうむっちゃくちゃおもしろくて。

 

ネタバレになってしまうし、さくっと知りたい人はネタバレ記事を探しても良いとは思いますが、個人としてはこの「知的好奇心の旅」を堪能して欲しいところ。笑

一番「おおまじか…( ´゚д゚`)」とドキドキワクワクが楽しめた部分だからです!

 

自分の感情や周りの情報を細かく分類した「言葉」にして、理解し他人とコミュニケーションをとる。

ここには、まったく知られていない人類の軌跡が存在するのです。

 

まとめ

ということで、一言で言うなら「とても贅沢な1冊」って感じですね。

言語の起源は結局「こうかもしれないし、こうじゃないかもしれない」という憶測にすぎないわけですから。

そこに私は4000円近くのお金を払ったんですからね。言い方がセコいな

 

それでも、あらゆる角度からこの謎を追っていくという、まさにミステリーハンターの旅が楽しめるのです!

 

知的好奇心はエンターテイメントですよ。本当に。

「知りたいこと」という謎は、宇宙が人類に与えたプレゼントですね。キザだな!(´∀`*)

 

ロマンに満ちた1冊です。

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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