【小説】岸田るり子 さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】「これすごいな…( ´゚д゚`)」と思わず独り言が漏れた恋愛ミステリー―『めぐり会い』

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おもしろい!

 

めぐり会い

自分に自信がなく家柄だけが取り柄の華美は、親の勧める見合い結婚をしたが、夫には愛人がいて鬱々としていた。ある日、偶然手に入った他人のデジカメの画像を見るうちに、その中の見知らぬ美少年に惹かれていく。熱い感情を抑えきれず、少年の家をつきとめた華実は、彼の恐ろしい犯罪を見つけ出してしまうが…!?愛されず、自立もできない無力な女が運命の出会いをきっかけに変貌していく姿と、その驚くべき結末を描いた、奇跡のラブ・サスペンス。

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恋愛中毒者におすすめの1冊です。 ←

いかにも女性が好きそうな話だな~と思いながら読んでましたが、恋愛うんぬん抜きにしてもおもしろいので私は男性の方にもおすすめできますね。

なぜなら、トリックが超絶に巧みだからです。

 

さくっとレビューします!

 

どこでどんな形で繋がるのか?

この作品の見どころはなんと言ってもこれ。

華美と祐一はどこでどんな形で巡り会うのか!?ってところですね。

 

夫とうまくいってない24歳の華美が祐一を見つけて恋に落ちるのは、なんと祐一がまだ14歳の時。

その華美の物語と、祐一が24歳になった時の物語が同時に進行していくわけですよ。

この「お互いの物語を隔てる10年」を使った展開がなんともミステリアスでおもしろかったですね~!

 

正直、どんな形であれ2人がめぐり会うことはもう雰囲気で解るじゃないですか。笑

私もいい年したおじさんなんでね。

しかし、これがまたまったく先の読めない展開が連続して起こるのです。

 

当然、ここに巧みなトリックが仕掛けてあるわけですよ。ヤバイね!(´∀`*)興奮気味

 

それぞれの恋愛も

もちろん、本書は「恋愛ミステリー」なので、ラブストーリーがメインの話です。

主人公だけじゃなく、主人公たちの周りの人たちの恋愛も1つの描写として考えさせられるところですね。

 

本書にも出てきますが、「幸せな恋愛ってなに?」ってことも1つのテーマなんですよ。

そしてメインとなる話の主体が「不倫」

「所有する」とか「執着」って言葉がもう昼ドラやんか!( ´゚д゚`)ってレベルで勃発します。

 

なかなかドロドロしてんな~と思いながら読んでましたが、ここもキレイに謎が繋がる要素になってるのがまたおもしろいんですよね~!

 

よく出来た話ですよ。これは。

 

ラスト20ページの疾走感

そして徐々に物語が熱を帯びてきて、2人はめぐり会うのですが…

これがもうそんなのアリかよ( ´゚д゚`)って感じですね。

ものすごいトリックの中に、私たちは迷い込んでいたことに気付くのです!

 

あんまり言うとネタバレになってしまうので、細かい内容は伏せますが。

 

いや、まあこんなん普通に騙されますよね。 ←

 

まとめ

そして読み終わった時に「これすごいな…( ´゚д゚`)」ため息が漏れてしまうのです。

物語の発想とトリックが非常に上手く出来ている、完成度の高い作品だな~と感服いたしました。

 

ちなみに、「恋愛ミステリー」ですが、誰一人として死にません。ハッピーだね!(´∀`*)

 

読みやすくてストーリーもシンプルなので、感情移入しやすいのも良いですね。

胸がざわざわしたり、ドロドロしたり、人間関係にイライラさせられて楽しかったです。 ←

 

読者の恋愛観に少なからず影響を及ぼすであろうな1冊です。

おもしろかったです。おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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