【小説】岸田るり子 さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】久しぶりに出会った読み応えのある恋愛ミステリー!―『無垢と罪』

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良いですね~!

 

無垢と罪

小学校の同窓会で、二十四年ぶりに初恋の女性と再会した。しかし、その翌日、彼女は既に死んでいたことを知る。同窓会の日、語り合った女性は、いったい誰なのか?(「愛と死」)転校生を目で追ってしまうのは、彼が落とした手紙を拾い、その衝撃的な内容を読んでしまったことからだった(「謎の転校生」)。幼き日の想いや、ちょっとしたすれ違いが、月日を経て、意外な展開へ繋がる連作集。

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すごい完成度です。

まさに「読ませるミステリー!」って感じの作品ですね~!

 

さくっとおすすめポイントをレビューします!

 

謎が謎を呼び、繋がっていく

1つ1つが別の物語、いわゆる「短編集」と呼ばれるスタイルの作品は読んだことありますが、本作は「連作集」

1つ1つが別の物語っぽくなっているのですが、同じ事件を追っているんですね~!

こーゆー「連作集」と呼ばれる作品を今まで読んだことなかったからむちゃくちゃ新鮮で。

 

登場人物それぞれの物語を見て行きながら事件の真相を探るという、なんともおもしろいミステリーでした。

主役と脇役が次々と変わるたびに、少しずつ謎が深まっていき、少しずつ謎が明かされていく…ってのがもうたまらなくおもしろい!

 

そんなスタイルの小説は初めて読んだので、すごい衝撃でした。

 

この奇抜なスタイルで最後までクオリティを維持できるのは、さすがだなと。

 

読者を飽きさせない、「怒涛の展開」

最後まで飽きさせないクオリティを生み出してるのは、まさにここ。

まったく予想だにしない展開に「えぇ…どうなるのこれ…( ´゚д゚`)」が止まりません。

 

もうね、読んでる途中からオチが気になって仕方ないんですよ。笑

どうやって収集つけるつもりなんだろう…みたいなね。

これがまた全て上手いこと「そうだったんだ!」に繋がっていくから、おもしろいんですよね~。

 

通常、1つの事件の真相を追う物語にしても、普通は主人公は1人じゃないですか。

ところが、物語の主役が変わるたびに新しい謎や真相が出て来るもんだからもうドキドキしっ放しなんですよ。

 

これは非常に上手く作られてるな~、と感動すら覚える作品でした。

 

そして、まさかの幽霊

そんな怒涛に迫る意外な展開の連続の中でも、これが個人的に一番びっくりした。

なんと殺害された被害者が幽霊となって、事件の真相を暴くのに手を貸してくれるのです。

まさかのファンタジー!(´∀`*)なんてこったい!

 

これ最初出てきた時、夢か妄想だろうな~と思ってたら、どうやら他の人にも見えるのでガチみたいです。

おふざけ要素かなとも思いましたが()、これまた物語のスパイスとして良い感じに活躍してくれる、きちんとした脇役なんですね~。

 

これがもう予想だにしない展開すぎて。 ←

そんな幽霊とか出て来る雰囲気でもないのに、しれっと出て来るからインパクトでかいねん( ´゚д゚`)誰に文句言ってるの

 

まとめ

なんともクオリティの高さにびっくりした1冊でした。

やはり、岸田るり子さんにこーゆー恋愛絡みのミステリーを書かせたら間違いないですね。

 

そんなに物語自体も長くないので、隙間時間にちょいちょい読み進めるもヨシ、一気読みするもヨシなおもしろい作品です。

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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