さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】人間の狂気に戦慄する1冊―『CREEPY』

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怖すぎる。

 

クリーピー

大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、一戸建てに暮らす。ある日、刑事・野上から一家失踪事件の分析を依頼されたのを契機として、周囲で事件が頻発する。野上の失踪、学生同士のトラブル、出火した向かいの家の焼死体。だがそれらも、本当の恐怖の発端でしかなかった。「奇妙な隣人」への疑惑と不安が押し寄せる、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

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夜、トイレに行けなくなりました。(30代男性

いや~、これはなかなかヤバイですね!

久しぶりに戦慄の走ったホラーミステリーでございます。

 

さくっと見どころをレビューします!

 

身近にある恐怖

幽霊や怪物も怖いけど、やっぱりリアリティのある恐怖を感じたいならコレですよね。

何を考えてるのかわからない隣人の恐怖にハラハラしまくりです。

 

「不気味な隣人」ってだけならまだいいのですが、これの何が怖いって、たまに襲ってくるんですよね。

不気味な上に危害を加えて来るなんてもう恐怖でしかないですよ。

 

深夜に突然鳴る、不可解なノック音…。

あなたの周囲にもいませんか…?

 

何を考えてるのかわからない、ぼっちの引きこもりで、たまに部屋から奇妙な笑い声がするかと思えば、ふらっと外出しては通りすがる女性をチラチラ見る、謎の不審者が…。

 

あれ…。これ俺じゃn

 

不気味さが増す物語の展開

ページをめくる手を加速させるのは、まさにこの要素。

謎が明らかになっていくたびに、じわじわと恐怖が押し寄せてきます。

 

隣人はもうね、明らかにオカシイんですよ。

これが調べて行くと、徐々に隣人の「本当の姿」が浮き彫りになって来るんですね~。

これが本当に鳥肌モノ。

 

さらに、ここらへんの作者さんの描写もむちゃくちゃ上手いんですよね。

不気味な犯人の描き方と言いましょうか、ゾッとさせるのが上手いです。

 

胸アツのエロ展開

なんじゃそりゃ( ´゚д゚`)って感じですよね。 ←

全体的に暗い雰囲気のホラーミステリーなのですが、個人的になんか好きな要素。

 

主人公は大学で犯罪心理学を教える既婚の先生。

なにかと理由をつけて2人きりでちょくちょく会っているかわいい女子ゼミ生徒。

 

ね?(´∀`*)何が

 

もちろん、物語に関係ないわけではないのですが、まああんまり関係ありません。 ←

それでもいいんです!変な期待を持たせてくれる、この神展開!(興奮気味

 

読んじゃうよね、こんな要素をちょいちょい入れられるとね。

 

まとめ

実によく出来たホラーミステリーです。

作品としての完成度は高く、最後まで楽しめた1冊でございました。

 

「愛しのシャロン」もそうでしたが、この作者さんは本当に「恐怖のリアリズム」を徹底してるな~といった印象ですね。

 

おもしろかったです。

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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