【小説】宮本昌孝 さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】ついつい夢中になってしまった戦国モノ―『天離り果つる国』

投稿日:2020年10月14日 更新日:

 

これは素晴らしい!

 

天離り果つる国

けがれなき飛騨白川郷をこの手で守るために―。戦国武将が喉から手が出るほど欲しいもの…金銀と、鉄炮火薬に欠かせない塩硝。それらは天離る地で豊富に産するという。天下の覇者へと邁進する織田信長に送り込まれたのは、津田七龍太。天才軍師・竹中半兵衛の愛弟子だ。白川郷では、七龍太の出生に関わる思いがけない出逢いが待っていた。

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次の直木賞です。知らんけど

いや~、これは素晴らしい作品ですね!ついつい夢中になってしまいましたよ!

 

さくっと見どころをレビューします!

 

知られざる「白川郷」の戦国時代

白川郷と言えば世界遺産としても有名な、岐阜県にある集落ですね。

もちろん、戦国時代にもこの地域は存在していたわけですが、まさか白川郷にスポットライトを当てるなんて!

ということでついつい買ってしまいましたがこれがまた、まあ~おもしろい!(´∀`*)名古屋弁

 

そもそも、これあんまり知られてないですよね。

私自身、白川郷に戦国武将がいたこと自体、知らなかったですから。 ←

 

本書はそんな、言わばマイナーな地域の戦国時代をドラマティックに描いた作品です。

 

見どころの1つとしては、とにかく描写が美しいんですよね。

一年の半分くらい真っ白な雪の中にある川郷ならでは!って感じの世界観です。

 

これがまたね~、描写に負けじと中身もなんとも美しい物語なんですよね~。

策略や思惑が混沌とする戦国時代の中でも、恋愛に友情に、最後には心を洗われるような物語でございます。

 

とにかく展開が神

やっぱりこれがないとね。退屈しちゃいますから。

次から次へとそんな展開アリかよ!的な神展開が連発します。

 

えー!まじか!( ´゚д゚`)って言っちゃいますよ。ポロっと。

おかげで私は白い目で見られましたので、人目のあるところで読むははおすすめできません。 ←

 

上下巻合わせて結構なボリュームですが、この神展開がグイグイと物語に引き込んでくれるので、あっと言う間でしたね~。

 

白川郷を舞台にした戦国時代に詳しい人にはおなじみの展開なのかもしれませんが。汗

鬼気迫る命のやり取りと言い、成り上がるための罠にはめる知略と言い、ドロドロとした怨恨と言い、知られざる歴史裏と言い…。

私のような初見にはおすすめの、迫力ある展開でございました。

 

ラブストーリー

そして、なんだかんだ一番の見どころはこれじゃないかと。

七龍太と紗雪の恋物語が、なんとも切なくて良いんですよね~!

 

「それなら、なぜ追ってきた」

紗雪が睨みつける。

愛しい人だから、と七龍太は言えない。

「放せ…」

吐息のように、紗雪が洩らした。

「放せばならぬ手なのじゃろう」

泣いちゃう、こんなの(´;ω;`)39歳独身

 

両想いなのに、結ばれない。みたいなね。

運命に翻弄される2人の恋物語に、終始胸を熱くしておりました。

 

ここら辺もやっぱり展開がおもしろいので、続きが気になる要素ですね。

おかげで寝不足です。 ←

 

まとめ

次の直木賞です。2回目

いやこれガチで、なにかの賞レース撮りそうな勢いでおもしろいですよ。

 

なかなかの長編でしたが、2日で一気に読んでしまいました。

むちゃくちゃアツイ2日間でございました!(´∀`*)

 

一気読み推薦です。

時間の空いた連休のお供に、ぜひ。

 

 

 

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