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【小説】キャスティングが上手過ぎるサバイバルパニックホラー―『愚か者の島』

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天才ですね。

 

愚か者(フリムン)の島

この島には、人を狂わせる何かが、ある――――
自然主義に傾倒し、原始的な二人きりの生活を夢見る不倫カップル。
息子を引きこもりから脱却させるため、全てを捨ててきた教師一家。
ある野望を胸に、島の買収を画策する女社長と従者。
――そして、恋人を殺して逃げてきた男子大学生。

南の孤島で事情ワケありの男女が出会うとき、〈ふれもの〉になるのは誰だ!?

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いや~、おもしろいですね!

とある島で展開される、殺人パーティーの幕開けですよ! ←

 

さくっと見どころをレビューします!

 

じわじわと侵食していく狂気

これが一番えぐい。

フリムン島に来た住人たちが徐々に狂気を帯びて来る、このじわじわ感。

 

最初はね、それぞれ明るい未来を描いたりなんかしちゃったりして、和気藹々としてるわけですよ。

しかしながら、次々にやってくるワケありの人たちの事情や欲望が複雑に絡み合い、最後にはトチ狂っていくのです。

この徐々に狂気に侵食されていく空気感がヤバイのなんのって。

 

なんか、こーゆー系のサバイバルパニックものはちょくちょく目にしますが、他とはちょっと違いますね。

なにがスゴイって、キャスティング。

 

人間模様が絶妙

結局、こーゆーサバイバルパニックものが一番おもしろいのかもしれない。

 

別に、島に閉じ込められた!というわけではないのです。

ただ、島にいなければならない理由が、それぞれにあるのです。

 

あらすじにもある通り、住人たちはかなりワケありなんですよ。笑

それが原因で、ちょっとしたことでこじれが生じ、亀裂になり、徐々に広がっていくのです。

この人間模様が複雑に絡み合っていく様が、間違いなく本作の一番の見どころですね。

よくこんなの思いついたな~と感服してしまいました。

 

結局、一番怖いのは人間なんですよ…。(よくあるやつ

 

まったく予想ができない

そんな狂気のじわじわ感が溢れるストーリーの中、オチがまったく読めません!

どうなるのこれ!( ´゚д゚`)

 

幽霊のしわざなの!?祟り的なやつ!?それともどこかに黒幕が!?

そこらへんを匂わせつつ物語が展開していくので、読んでるこっちもページめくっちゃいますよね。笑

 

誰が誰を恨み、誰がまともで、誰が何を隠しているのか。

もはや誰も信用できなくなってくる、この切羽詰まった展開にハラハラしますよね。

 

まあ、ハラハラと言うか、ドロドロって感じだけども。(

 

まとめ

いつものサバイバルパニックホラーにもう一味加えました!みたいな作品ですね。

一気読み推薦!

 

ラストの疾走感も気持ちいいし、この展開でこのオチか!という、この終わり方も予想外でおもしろかったですね~。

 

読みごたえ抜群ですが、多少グロ描写注意です。

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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