【小説】宇佐美まこと さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】なかなかの修羅場を味わえる1冊―『いきぢごく』

投稿日:2021年1月25日 更新日:

 

ドロッドロやんか。

 

いきぢごく

友人と旅行代理店を経営している四十二歳の鞠子は、
十一歳も年下の男と付き合っているが結婚する気はない。
そんな鞠子が、亡くなった父から相続することになった元遍路宿の古民家を訪れ、その家で古い遍路日記を見つける。
四国遍路で果てる覚悟の女遍路が戦前に書いたと思われる旅の記録。
彼女はなぜ絶望し、自分を痛めつけるような遍路旅を続けたのか。
女の生と性に揺れる鞠子はこの遍路日記にのめり込んでいく――。

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宇佐美まことさんの作品を読み漁ろうシリーズ、第9弾はこちら「いきぢごく」です。

タイトルからしてゾゾっと来ますが()、期待を裏切らない最高にドロドロした物語でございましたよ!w

 

さくっと見どころをレビューします!

 

近年まれに見るザ・修羅場

やっぱりこれが強烈。

ラストに待ち構える、「これでもか!」というほどの修羅場のコンボが味わえます。笑

 

あらすじから匂わせているとおり、「男女の恋愛がもつれて泥沼化する」といった話がメインですが、これがまたね。

想像を絶するほどの泥沼なんですよ。

 

  • 「じつは私たちのお母さんは…!」
  • 「じつはあなたの元カレは…!」
  • 「クックックッ…おれの本当の目的は…!」などなど

何個ゴシップ乗っかるねん( ´゚д゚`)と思わずツッコミを入れてしまうほどの、修羅場ラッシュです。

 

まあ、いきなりラストの見どころで申し訳ないのですが()、ここがやっぱり最高にハラハラしたものですから。

これまた書き方も上手くて、ラストに近づいていくたびに、不穏な空気の濃さが増してくるんですよね~!

 

そしてラストに怒涛の修羅場ラッシュ!

こんな強烈な展開、今までどの作品でも見たことないですよ。笑

 

宇佐美まことさん、末恐ろしいですね。

才能にまったく底が見えない…!

 

まさに生き地獄

ちなみに、「生き地獄」って、どんなもんか知りたいですか?

それなら、本書がおすすめですよ!(そんな人いるのか

 

「生き地獄やな~!( ´゚д゚`)」と思わずボヤいてしまうほどの生き地獄が描かれた作品でございます。

 

やはりこの方に「女性の業」を描かせたら天下一品ですね。

女性に生まれなくて良かったと心底思わせてくれますよ。←

 

世の男性たちは、少しこーゆー「女性の生きづらさ」みたいなものが描かれてる作品を読んだ方がいいですね。

男に生まれてラッキーだったことを痛感すると同時に、女性の生きる世界の大変さに驚愕すると思われます。

 

本当に、一歩間違えれば生き地獄なんですよね。女の人の人生は。

ちょっとは理解してあげましょうw

 

まとめ

こちらもご多分に漏れず、かなり高い完成度を誇る物語でしたね~!

これで9作目ですが、これが一番おもしろかったかもしれない。

 

読み終わったあとに深いため息がもれる、ドロッドロの恋愛ものです。←

一気読み必至。おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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執筆者:

gxfh

読書ノート。ついつい夢中になってしまった作品を紹介しております。ミステリー・暗黒小説・ビジネス・経済・歴史・ライフハック・生態系の話が好きです。時々雑記。