【小説】新堂冬樹 さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】これはおもしろい!キャバクラ界の仁義なき戦い!―『黒い太陽』

投稿日:2021年3月1日 更新日:

 

スリリング!

 

黒い太陽

キャバクラ“ミントキャンディ”の黒服・立花篤は、父の入院費を稼ぐため、嫌悪する水商売に身を投じた。救いは、密かに想いを寄せるNO.1キャストの千鶴。

勝ち気な立花は、「風俗王」の異名をとる藤堂社長に見込まれ、さらに、歳の近い若きホール長・長瀬の凄腕に刺激を受けて、この世界の魅力に取り憑かれる…。裏社会を描破する鬼才が、今、風俗産業の闇に挑む。

by Amazon

キャバクラに行きたくなくなる1冊です。←

やはり、新堂さんに「闇」を暴かせたら天下一品ですね!

 

さくっと見どころをレビューします!

 

仁義なき戦い

やはり、一番の見どころはこれ。

夜の世界を舞台に巻き起こる「仁義なき戦い」が、実にスリリングでございます。

 

女性キャスト同士のドロドロした争いはもちろんですが()、私の見どころポイントは「男vs男」。

風俗王として夜の世界に君臨する帝王「藤堂」と、それを越えんとする新星「立花」の熾烈な争い!

これが、たまらなくスリリングなんですよね~!

 

裏切り、策略が嵐のように展開していくので、一切目を離すことはできません。

「どうなるんだこれ…( ´゚д゚`)」のオンパレードでございます。

 

佳境を迎えるラストの目まぐるしい戦いは必見!

 

業界のリアル

そして、これ。

夜の世界の闇が「これでもか!」と浮き彫りになっている作品です。

もちろん、フィクションですけども。笑

 

それでも、「そうか~なるほどね~」といろいろ発見があるのがおもしろいですね~。

キャバクラやその他の風俗に行ったことある人なら、なおさらおもしろいはず!

 

まあ、大半の人はこの「キャバクラのシステム」に気付いてキャバに行かなくなるんですけどね()

だってヌキ行った方が早いしコスパいいじゃん( ´゚д゚`)

 

それでも、お客さんにキャバクラに来てもらうには、それなりの戦略が必要になってくるわけですよ。

 

これはさすがに、働いている側にしかわからないことですからね~。

そんな「業界の裏側」が垣間見れる、良作です。

 

金言

そして、最後はこれ。

ちょいちょい出て来る名言に心震える作品でございます。

 

なんでなんでしょうね。

こーゆー特殊な世界って、やたら金言に溢れてません?w

 

ちなみに、私の一番のお気に入りはこれ。

「才能は、使わなければ無能と同じだ」

 

かっこいい!しびれる!

よくよく考えて見ればごくごく普通のことだけども!←

 

まとめ

胸が熱くなるキャバクラストーリーです。

私の大好きなミステリー要素こそないものの、ここまでスリリングだとついつい読んじゃいますね!

 

他にも「冬海のキャバクラ術」や「トラブル回避法」なんかも目からウロコで勉強になりましたが、とにかくストーリーがおもしろい!

ドラマ化もしてるようなので、映像派の人はそっち見た方が早いかも知れん。笑

 

思わず読みふけってしまいました。

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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