【小説】新堂冬樹 さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】登場人物のクセがすごすぎるサイコパスもの―『血』

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こんなん笑うわ。

 

15歳の女子高生・本庄沙耶の父は自己中心で小狡く、母はまるで父の奴隷だ。その両親が突然家に侵入してきた男に刃物で惨殺された。さらに、一人になった沙耶が身を寄せた親戚――10年前に幼い弟を不注意で溺死させた祖父母、沙耶をレイプしようとした従兄、それを見て見ぬふりする叔父も次々と死亡する。ネット上では沙耶を励ますスレッドも立つが次第に「疫病神」「死神」と揶揄する声も囁かれる。不可解な死の連鎖の中心に身を置く沙耶。果たして彼女は〈悲劇の天使〉か〈美しき死神〉か? それとも……。

-あらすじより

 

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害虫どもの血を絶やしてやる。

という盛大にサイコパスな目標を掲げた女子高生のお話です。

こんな子いたら普通に怖いぞ!(´∀`*)

 

自分で手を汚さず、決して証拠も残さず、綿密な計画を立てて殺人を実行するタイプの知能犯ですが、これまた感心してしまうほどすこぶる頭がよろしい。

次はどんな殺人を見せてくれるのか楽しみになるレベル。

 

そんなサイコパスなところも楽しめますが、本作のもっとも魅力的な部分はやはり「登場人物たち」じゃないでしょうか。

クセがすげえ!(;゚ Д゚)(千鳥ノブ風

沙耶が彼らを「害虫」と呼ぶのもわかる。笑

なかなか自己中で自衛のためならなんでもするような人たちなので、殺されてもあんまり「可哀そうだな」とか「ひどいな」とかなりません。←

それがまた、沙耶の完全犯罪をエンターテイメント化してる部分でしょうね。

 

しかも中盤からライバル的な存在まで出てきて急展開。

ここから一気に物語が熱を帯びてきますね~!

ハラハラしすぎて一気読み必至!

 

ラストも壮絶で、ついつい「おおぅ…(; ・`д・´)」とボヤいてしまうほどの読了感でございました。

 

全体を振り返っても、やはり登場人物たちの存在感が際立ってる印象ですね。

ちなみに私の推しは「沙耶の伯父さん」です。(

 

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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執筆者:

setsegre

読書ノートです。ミステリー・暗黒小説・ビジネス・経済・歴史・ライフハック・生態系の話が好きです。時々雑記。