
聞きしに勝る良作っぷり。(無双風
火の粉
「私は殺人鬼を解き放ってしまったのか?」元裁判官・梶間勲の隣家に、二年前に無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い……。武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を摑む。しかし梶間家の周辺で次々と不可解な事件が起こり……。最後まで読者の予想を裏切り続ける驚愕の犯罪小説!
-あらすじより
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- 家庭問題のドロドロ劇
- ジワジワと広がる不気味な空気感
- 恐怖感と緊張感
この辺が好きな人にはたまらない1冊ですね。
あんまり見ない設定なのもグッドです。
普通の犯罪モノとはちょっと違った視点で物語が展開して行くのも刺激的で良いですね~!
予想だにしない出来事の連続に、思いっきり持って行かれます。
でもやっぱり、一番の見どころは「ドロドロ」かなと。
腹立たしさを感じるくらいドロドロしてくるもんだから()、続きが気になって安定の一気読みでございました。
王道とはちょっと違う、変化球みたいな犯罪小説を求めてる人におすすめですね。
おヒマつぶしに、ぜひ。