さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】小島秀夫監督が愛した作品を読んでみよう―『砂の女』

投稿日:2019年12月10日 更新日:

 

「小島秀夫 創作する遺伝子」より。

 

砂の女

砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める村の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のうちに、人間存在の極限の姿を追求した長編。

by Amazon

小説ならではの体験ができる作品です。

なんでしょう、このじわじわと迫りくるものは。

読み進めていくたびに、表現できないモノがじわじわと心の中に入って来る感じ。

これは映画や漫画では味わえないものですね。

 

内容としては、パニックホラーの分野に入るのかな?

「蟻地獄に落ちた蟻」みたいな感じで、「もしこれが自分だったら…」と想像してはゾッとしながら読んでました。

 

この恐怖や緊張感を増幅させるのは間違いなく、洗練されたストーリー無駄を一切省いた文章力によるものでしょうね。

「どうなるんだこれ?」が止まらず一気に読み進み、最後のオチで「ああ…」とため息がもれてしまいました。

 

これスゴイわ。世界的に売れただけありますね。

精神を揺さぶる世界観が楽しめる1冊です。

 

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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