
そんな感じ。
人魚の石
故郷の寺に帰ってきた私が池で見つけたのは、自称人魚の男『うお太郎』。人魚にも見えないが、人間とも思えない不思議な生物だった。うお太郎は「この寺の周辺には奇妙な石が埋まっており、私にはそれを見つける力がある。石には記憶を忘れさせたり、幽霊を閉じ込めたりする力が宿っている。早く見つけろ」と言うのだが…。
by Amazon
オバケのQ太郎です。違う
って書くとだいぶ語弊がありますが、要は「そこまで怖くないホラーもの」と言えばいいでしょうか。
全力で怖がらせに来てるわけではない怪奇ものって感じですね。
正直、私としては「がっつりとしたホラー!」みたいなのを期待してたので多少ガッカリはしたものの()、そーゆーのが好きで解ってるならおもしろい作品だと思います。
本当に「ホラーとコメディの間」って感じです。
物語の背景や設定もどこか懐かしさを感じさせるところが多く、田舎に思い出のある人だったらほっこりしながら読めるでしょうね。
それでも、猟奇的な話やダークな雰囲気はあるので、多少は大人向けではありますが。
ということで、ちょいホラーでほっこりしたい人におすすめです。 ←
おヒマつぶしに、ぜひ。