
昼ドラやんか。 ←
偶然の殺意
父の跡を継ぎ、浅草で「鮨芳」を営んでいる鮨職人・山内鬼一は、ある日、常連客の花房潤一の訃報を聞く。
彼は、地震の被害に遭い避難所にいる別居中の『妻の様子を見に鴨川へ行ったとき、余震に巻き込まれたと思われたが、服毒死と判明。
おまけに彼には、祖父の莫大な遺産が従妹たちとともに入ることになっていた。
山内は、母親のタツと事件の謎に迫るが、まもなく第二の殺人が起きる。by Amazon
王道のザ・ミステリー!って作品です。
東京・浅草が舞台の、下町感たっぷりでお贈りする殺人事件ですね。
なんかもう物語の大半を埋める「人と人との噂話」がもう下町独特の雰囲気で良いんですよねえ。
人はみんな他人のゴシップが好きなんですよ。知らねーけど
見どころはやっぱり帯にもあるとおり、仕掛けの連続ですね。
これはまさかの犯人でしたね~!騙された!
予想の斜め上を行ってましたよ。
本作はミステリーですが、「スリリング!」というよりかは、割とまったり読める感じですね。
人が殺されてるのに。 ←
連続殺人の裏にある陰謀とは―
また新しい雰囲気のミステリーに出会ったなあ。ってなった1冊でした。
おヒマつぶしに、ぜひ。