
なんなのこのシリーズ。笑
冬蛾
探偵業・神山健介に舞い込んだ不可解な依頼。一年前に冬山で起きた村人の不審な死と、殺人の疑いをかけられ失踪した依頼者の夫。真相を追って神山が足を踏み入れた七ツ尾村は、時空から取り残された人里だった。この村は、どこかおかしい!?村人は、狂っている!?吹雪で閉じ込められた神山の前に、次々と明らかになる大量殺人事件。
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「渇いた夏」、「早春の化石」に続き、神山健介シリーズ第3弾です。
今作も安定しておもしろいですね!
内容もさることながらですが、まあ私くらいの神山健介ドランカーになると、女の人が出て来ただけでもうエロいです。
すぐさまエロの匂いを嗅ぎつけます。人間の習性って恐ろしいな。 ←
ということで、今回も厄介な依頼が神山健介のところに舞い込むわけですが、本件はなかなか「作り込まれてるな~」って印象ですね。
謎が謎を呼ぶミステリー!って感じでどんどんとハマっていきましたよ。
とある限界集落で起きている大量殺人と、なにかを隠し続ける村人たち。
この村では一体なにが起きているのか―!?
そんなミステリー&バイオレンスど真ん中な作品なので、人妻が普通に浮気しててもあまりに自然すぎて気にならなかったです。
「あれ?これ不倫やん( ´゚д゚`)」って途中で気付きました。
まあ、どうでもいいですが。いいんかい
今回も妖艶な雰囲気をまとった、殺人ミステリーな1冊です。
おヒマつぶしに、ぜひ。