
「しびたち」と読みます。
鮪立の海
三陸海岸の入り江にある港町「仙河海」で生まれた守一は父や兄に憧れ、漁師になることを夢見ていた。だが戦争が始まり、守一が乗っていたカツオ船は海軍に徴用される。グラマンの機銃掃射で船は大破し、父は漁師を引退、守一は兄を失うが…。大正~昭和の三陸で逞しく生きた人々と日常を描いた感動巨編。
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いい物語だな~(´;ω;`)ってなる1冊です。
久しぶりに寝る間を惜しんでまで読みたい!と思える作品に出会いましたよ。
1人の少年が大人になっていく成長を描いてる物語なのですが、その成長っぷりがもうね。
胸が痛くなって来るやらドキドキワクワクするやらで目が離せなくなるんですよ。
まるで自分の人生を客観的に見てるようでしたね~。
男なら一度は青春時代に経験する、ありとあらゆる事件が巻き起こります。
この感じはちょっとね~、女性には解りづらいところがあるかもしれないですね。
「夢」と「恋」が男を強くしていくんだな~ってことがありありと解る内容となっております。
自分の青春時代にあった感情を蘇らせてくれる1冊です。
舞台となる時代が「戦時~戦後」なのでちょいグロめだったりしますが、まあそんなに気にするな! ←
大人の男性におすすめです。
おヒマつぶしに、ぜひ。