
びっくり。
迎え火の山
旧盆の十三夜、出羽三山の霊峰月山の頂から麓に連なる迎え火。即身仏取材で帰省した工藤の友人正志は、古来の採灯祭復活に奔走していた。だが工藤の父親に続き、正志も闇の中で襲撃される。もう一人の同級生由香は工藤に、鬼から村を守ってきた一族だと明かした。
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「鮪立の海」から熊谷達也さんにハマって、いろいろと熊谷さんの作品を漁っております。
鮪立の海は「正統派青春物語!」って感じだったのでびっくりしてしまいましたよ。
今作はなんと怪奇ホラーもの。
鬼とか霊とか印とか、そーゆーお話でした!(ノ∀`)タハー
まあ、私はそーゆー中二臭いものも大好きなのでなにも問題なかったのですが、表紙や帯からはそんな空気全然ないよな。 ←
ミステリーの匂いは途中からしつつも、ここまでがっつりとしたサイキックものとは思いませんでしたよ。
最後のオチは若干「?」ってなりましたが、いろいろ調べてプロローグを読み直してみたら「そーゆーことかな?」って感じですね。
パンチは薄かったですが。 ←
それでも、「読ませる技術」はさすが。
続きが気になる展開の連続は読み応えありましたね~!
意外な黒幕の正体には驚きました。
中二なあなたにおすすめの1冊です(´∀`*)
おヒマつぶしに、ぜひ。