
さくっと。
仕事に関する9つの嘘
データ分析の鬼才と巨大企業の住人による労働世界の虚構と真実。「人と働く」とは?「人の上に立つ」とは?不確実で、時に残酷な仕事の世界を読み解いた本。仕事で馬鹿を見ないために知っておくべき9つのウソとは?
by Amazon
「今の仕事って無意味なこと多すぎじゃね?」って1冊です。
なんか「必要事項」としてあれこれあるけど、よくよく考えてみたらそれ意味ないよな。ってこと、ありません?
その感覚は間違ってません。だってあなたは現場にいて肌で感じてるんだから!(´∀`*)
多くの組織の上にいる人は、現場で仕事をしている人が違和感を感じるようなルールを作りがちなんですよね。
なぜかというと理由はただ1つ、「今までそうしてきたから」ってだけなんですよ。
もちろん、その思考で組織を動かせばたちまち衰退していきます。
なぜなら、時代は変わっているからです。
ここに、多くの違和感が発生するわけですね。
今のやり方が時代に合ってないことはまさに現場の人間が肌で感じてることなのですが、現状の会社の仕事の多くは「組織の管理状況を満たすためだけ」の労働にすぎないのです。
これでは、生産性の向上なんて計れるわけがないんですね。
じゃあどうすればいいのよ?( ´゚д゚`)ってことですよね。
ということで、こうすればいいだよ!(´∀`*)が満載の1冊です。
今のビジネス界にはウソが蔓延っている
- 「どの会社」で働くかが大事
- 「最高の計画」があれば勝てる
- 最高の企業は「目標」を連鎖させる
- 最高の人材は「オールラウンダー」である
- 人は「フィードバック」を求めている
- 人は「他人」を正しく評価できる
- 人には「ポテンシャル」がある
- 「ワークライフバランス」がなにより大切だ
- 「リーダーシップ」というものがある
これ、全部ウソです!って言ってるわけです。なかなかの衝撃ですね。
これはほとんどの企業で言われてることだったりしますから。
しかし、「これ全部ウソです!」って言われても、「ああ、確かに!」と腑に落ちる考察や指南ばかりなのが本書の凄いところ。
組織で働く人には、一読をおすすめします。
普段から経済行動学やマーケティング、孫子兵法やあらゆる啓発書を読み漁ってる人には物足らないかもしれませんけども。 ←
ぎゅっと詰まったビジネス書!って感じの、データとルポが生んだ仕事論です。
おヒマつぶしに、ぜひ。