さくっと「ノンフィクション・歴史」

【人類史】人は食べ過ぎるように設計されている―『美食のサピエンス史』

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ダイエットのお供に。 ←

 

美食のサピエンス史

サクサクに魅了される起源は?美食を求めるフランス人と食べられればいいアメリカ人?肥満とダイエット、その両極端の根っことは?ある部族ではヒクイドリは動物ではない、その意味は?食にまつわる疑問はいつしか移ろい、カテゴリー思考、創造性の進化的価値、言語中枢と食欲の意外な関係など、超雑食のサルの本質―食を具体例とした解説―へと誘う。日本に縁のある著者が、脳科学・進化学・人類学・文化史を駆使して、縦横無尽に「食とヒト」を語る。

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ついつい食べすぎちゃった?ダイエットしてたのに?もうこんな私嫌だ?

大丈夫。それ正常です!(´∀`*)

 

ということで、美食と人類の切っても切れない関係について深堀された1冊ですね。

さくっとレビューします!

 

「美食」を知ってしまった人類

もともと、私たち人類は草食動物だったんです。

それが、肉を食べ始めたことによって脳が拡大し、賢くなったがゆえに「あれ?これ農作物とか家畜とか育てた方が狩りしなくていいし楽じゃん」なんてことに気付いて農耕と牧畜を始め、「あれ?こうしたら美味しくなるじゃん」なんて調理法まで思い付き、気が付けばデbメタボを量産することになったのです!

 

ではなぜ、そんなことになってしまったのか?

答えは簡単。「脳のつくり」にあるのです。

われわれ人類は美味しいものが大好きなのです!(´∀`*)

 

ってね。

まあ、ごくごく当たり前のことを大声で言っただけですが。 ←

 

なので、ダイエットに失敗したからって悲観的になる必要はありません。

人間の脳は、美味しいものを食べるために設計されているからです。

 

本書はこの辺の話が満載だったわけですが、おもしろい1冊でしたね~!

美味しい物を食べてる時、脳でなにが起こっているのか?なんて、普段考えないですから。

 

本書は、そんな私たち人類がありとあらゆる方法で「美食」を追い求めてきた軌跡の物語です。

 

食で感じるオーガズム

本書には「フードガズム」なんて言葉が出て来るほど。

これは「たまらなく美味しい物を食べたときの高揚した感覚」という、いわば美味しい物を食べて私たちはンギモヂィィ状態のアヘ顔ダブルピースになってるわけですね。

人は美味しいものを食べることによって快感を得ているのです!

みんな気持ちいいことが大好きですからねえ。えっちなやつらだよまったく。

 

これにも理由がいろいろとあるのですが、一環してコレですね。

生きるためです。

 

栄養があるのか、そもそも食べていいものなのか、体で不足している栄養素は入っているのか?

これらを本能的に脳が見分けているわけですねえ。

 

もちろん、これにも障害があるわけで。

 

美味しいものを食べた時に脳で起こっているのは、ただただ「もっと!もっと欲しい!」という感覚なのです。

これが強烈すぎて、胃腸からの「これ以上食べれないよ!」というサインが脳に届かないんですね。

食べすぎている原因は、まさにここなんです。

 

つまり、えっちもほどほどにな!ってことですね。飛躍

 

じゃあ、拒食症は?

これがまたおもしろかった話の1つで。

美味しい物を食べた時の快感に負けないくらい、痩せたことに強烈な快感を得るのです。

それがあまりに行き過ぎると、今度は美味しい物を食べるのが怖くなってしまう人もいるわけですね。

 

ではなぜ、痩せたことによって強烈な喜びや快感を得るのか?

答えは簡単。食べすぎるな!太るな!という社会的な圧迫によるものなのです。

なので、拒食症は男性よりも女性の方が多いんですね。

 

人類史で見ても、やはり女性の見た目は男性の見た目より人生を大きく左右しますから。

なので、痩せたことによって得られる快感も男性に比べて女性の方が大きいわけですねえ。

ということは当然、太るのが怖いという恐怖感も大きいのです。

 

こんなメカニズムを知れば知るほどおもしろいわけですが、いち男性としてまず思ったことが1つ。

痩せすぎもどうかと思うよ(´・ω・`)

今までも、友達同士で「痩せてるのと太ってるのとどっちがいい?」なんて話も腐るほどしてきましたが、ようやく結論が出ました。

どっちも良くないです。 ←

 

ダイエットしてる人は、こーゆー「食べすぎと食べなさすぎのメカニズム」を知ってダイエットするべきでしょうね。

そして、女性に対して「太った?」って聞くのはどれほど罪深いことか知るべきです。

 

人が思ってるより、脳ではいろんなことが起きてますから。

 

まとめ

食と脳の関係がおもしろい1冊です。

人類のみならずですが、食は大事ですからねえ。

 

大事だから当然、間違った意識を持つととんでもないことになるのです。

 

本書はそんな人類史はもちろん、食に興味のある人にはたまらない歴史書となっておりました。

おもしろかったです。おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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