
食事中に読まないようにね。
じょかい
男はリビングでくつろいでいる。キッチンでは妻が夕食の支度をしている。幼い息子は冬でもないのにマスクをつけて、テレビ番組を見ている。男はキッチンへビールを取りに行く。妻の作っている料理に「美味しそうだね」と声をかけ「息子は風邪でもひいたのか」?と聞く。そしてふと気づく。自分たち夫婦に息子なんていただろうか? そして妻を見て驚愕する。誰だ、この女は? なんだ、この大きなマスクは?
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一発で食欲をなくしました。笑
なんとも不気味で気色の悪いホラー小説です。
さくっと見どころをレビューします!
(´ж`;)ォ・・ォェッ・・・
見どころというかなんというか。
これほどのインパクトを植え付けるか!と言いたくなるほど、終始気色が悪いです。
まあ、それがホラーの醍醐味っちゃ醍醐味なんですけどね。
それにしても、こんなにインパクトのある描写はそうそう見ないですね~。
これを読む前まではまあまあお腹空いてたのに、読み終わった今はもうお腹いっぱいです。
しばらく何も食べたくありません(´・ω・`)←
さくっと読める!
文章も簡潔で無駄な情報は一切ないので、さくっと楽しめる!のもポイント高いですね。
ストーリーもストレートなので、なんなら斜め読みで1時間もあれば読めます。
物語自体もきちんと展開が作られてて、ホラー独特の「どうなるんだこれ…:(;゙゚’ω゚’):」感はあるので、気持ちよく最後まで読めましたね。
いや、まあ気持ち悪いんだけども。どっちやねん
若者向け
最後にはこの正体不明の「じょかい」ってやつを倒すぞ!的なラストバトルが用意されているあたり、どう見ても趣旨が若者向けですね。
10~20代の方におすすめかなと。
逆に、私と同年代くらいの30代40代の、物語自体に刺激を求めている方にはそこまでおすすめではないですね。
「うおお!(; ・`д・´)」的なミステリー要素もなければ、大どんでん返し!みたいなものもないので、私としては「いやもうちょっと絶妙な刺激がほしかったな(´・ω・`)」的な物足らなさを感じたのは正直なところ。
まとめ
- めっさ不気味で気持ち悪い描写が好き
- さくっと楽しみたい!
- 最後のボスとのラストバトル的な展開が好き
な方には超絶おすすめです。
少々特殊なホラーって感じかな。
でもたまにはこーゆーのも新鮮で良いですね。
おヒマつぶしに、ぜひ。