
ヽ(`Д´)ノプンプン
怒りの時代
戦争、革命、テロ、暴動、レイシズム、イスラム排斥――
世界はつねに「怒り」に覆われてきた。
18世紀の啓蒙時代・革命の時代から帝国主義、植民地、世界大戦、
そして大衆運動、無差別テロにいたるまでを、
数多の思想家、文芸家、活動家等の言説や証言をもとに詳細に検証。
進歩の旗を振る富裕層と、歴史・民族・信仰を武器に
それを否定する層との衝突と闘争が、
欧州諸国間から植民地化された非西洋世界へ、
そしてリベラリズムとそれに対抗する勢力、
ナショナリズム、ポピュリズムの拡散が止まない現在へと連綿とつながっていく。
この果てしない怒りの連鎖の深淵には何があるのか?
先の見通せない今こそ必読の書!by Amazon
みんなが何に怒ってるか知りたくて買ってきた。(だいたい予想つくけど pic.twitter.com/aH1mYkX7Mf
— 大津きよとら (@derakouta) March 29, 2021
予想通りでした。←
テロリストやらSNSの荒らしやら人種差別やら性差別やらなんやら
みんな怒り狂ってる時代です。
なんで?ってことですが、まあ単純に怒るのは「期待を裏切られるから」なんですよね。
この「人が怒りを感じる原理」がよくわかってる人は、この本に書かれていることがほとんど「ですよね」ってなります。
「こうやって言いましたやん!( ´゚д゚`)」ってね。
過去にも、偉い人たちは、たくさんの人たちの期待を裏切り続けてきたわけですね。笑
その繰り返しの歴史と現代を見て行くのですが、これがまた結構楽しい。
どうやら人類は同じことを繰り返しているもようです(ノ∀`)タハー
そんなようなことを難しめに書かれてる、ザ・怒りの近現代史!って感じですね。
知らないことも結構出て来たし読み応えがあって面白いですが、わかりやすくて効率のいい本を探してる人には合わないと思われ。