
おもしろい!
食糧と人類 飢餓を克服した大増産の文明史
数万年前までは他の動物と同様に野生動植物の狩猟と採取にだけ頼っていた人類が、なぜ食料生産に成功し、爆発的に生息数を増やすことができたのか? 本書は、コロンビア大学教授でマッカーサー・フェローでもある著者が、人類が自然をコントロールし、食料生産を増やしていった過程を歴史的観点から描くもの。
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まさか宇宙の壮大な物語から始まるとは思わなかった(;゚д゚)
— 大津きよとら (@derakouta) April 8, 2021
気候や養分の循環や太陽エネルギーなどなど、地球はほんとに食糧を調達しやすい「奇跡の星」なんだと
最高にフリが効いてる物語ですね〜
これは夢中になってしまう(´∀`*)— 大津きよとら (@derakouta) April 8, 2021
生物の「環境に適応して生態系を変えた」という進化論も面白いけど、
ヒトは「文化で適応してきた」説も面白いな書物や記録に残る過去の偉人たちの経験から学ぶのが、ヒトの本当の進化論なんですねえ
— 大津きよとら (@derakouta) April 8, 2021
“文化が進化できたのは、遺伝子にできないことをやってのけたからだ!”
( ´゚д゚`)
— 大津きよとら (@derakouta) April 8, 2021
“遺伝で受け継いだ部分は変更がきかない。それを補うのが、学習する能力だ”
なにこれいちいち刺さってくる( ´゚д゚`)
— 大津きよとら (@derakouta) April 8, 2021
遺伝を上手く利用して野生種から栽培種をつくるとか、ほんと人類の創意工夫の力はすさまじい
— 大津きよとら (@derakouta) April 8, 2021
“体内に窒素をじゅうぶんに取り込む方法はただ1つ。乳、肉、卵、豆、ナッツ類、種子などの食べ物からタンパク質を摂取するしかない”
空気中にあるのに、窒素を直接取り込めない人間の体の設計よw
— 大津きよとら (@derakouta) April 8, 2021
焼畑農業って、土壌に窒素とリンをもたらすためにやってんだ知らなかった←
人間の知恵ってすげえな
— 大津きよとら (@derakouta) April 8, 2021
地球の養分の循環だけじゃなく、貿易風を利用して旧世界と新世界の貿易が可能になったとか、奇跡の連続すぎる
— 大津きよとら (@derakouta) April 8, 2021
作物や家畜を襲う害虫との戦いなんて、歴史をさかのぼってもキリがなさすぎる
1つ解決すればまた1つ問題が出てくる負のループやん
— 大津きよとら (@derakouta) April 9, 2021
自然に手を加えて食料を大量に増やしてしまったばっかりに肥満に苦しむとか、
まさに地球からの壮大なしっぺ返しやん笑
— 大津きよとら (@derakouta) April 9, 2021
今年からもっとバイオテクノロジーとかフードテック企業に投資を増やそうかな
地球全体で見て、この食料の生産はかなり無理があるわ(´・ω・`)
— 大津きよとら (@derakouta) April 9, 2021
こうして全体的に見渡せる本はポイント高いですね。
人類はどのように食糧を調達してきたか、その歴史を振り返って行く1冊です。
そもそも、「農耕」や「畜産」をする時点で、自然に手を加えてるわけですから。
1つ自然が乱れれば、1つ問題が発生してくる…ってのは当たり前なんですよね。
その問題を解決すれば、また1つ問題が…という、まさに食糧の歴史はこれの繰り返しなんですよ。
これがまた、スリリング。←
大興奮でございました。
知らないことが多くておもしろかったですね~!
こんな本をもっと読みたい!
内容の濃い文明史でした。
おヒマつぶしに、ぜひ。