
はい。
図書館の興亡
中世大学図書館や王室文庫、イスラーム世界の「知恵の館」や
ユダヤ人の書物の墓場「ゲニーザ」など、
多彩な図書館を紹介しながら波瀾の歴史をたどる。
時に愚かしく、時に感動的な、人と書物の物語。古代アレクサンドリア図書館の書物の焼失、
ヴェズヴィオ山の噴火による「パピルスの館」の埋没、
二度の世界大戦中、中世以降の貴重な宗教関連書のあった
ベルギーのルーヴェン大学が受けた惨禍など、
かけがえのない知的遺産の喪失は、失われたものへの好奇心をいっそうかきたて、
残された資料を探し集めて、さらなる書物を書こうと人々を奮起させる。
“書かれた言葉”にはやはり、時空を超えた人の声がひそんでいると
改めて実感せざるをえない。(訳者あとがきより)──時代の波に翻弄され続けた図書館の歴史を知られざるエピソード満載で綴る。
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図書館の歴史は、なかなかマニアック
— 大津きよとら (@derakouta) April 11, 2021
マニアックな歴史書って難しいんですよね~!
だからこそ、読む人を選ぶのかも知れない。
私はハマらなかったですが、「図書館のことを知りたすぎてたまらないぜ!」って人にはガツンと来る内容です。
ただ、なんとなく「図書館の歴史ってどんなんなのかな~?」って人には、かなり敷居が高いと思われ。
上級者向け!って感じです。
世界中の図書館がどんな歴史を歩んできたのか知りた過ぎる方は、ぜひ。(