
天才やな( ´゚д゚`)
緑陰深きところ
兄さん、今からあんたを殺しに行くよ――。
大阪ミナミでカレー屋を営む三宅紘二郎のもとに、ある日一通の絵葉書が届いた。葉書に書かれた漢詩に、紘二郎の記憶の蓋が開く。by Amazon
まだ1ページもめくってないけど、気合いが入る←
— 大津きよとら (@derakouta) April 23, 2021
女姉妹のドロドロはよく見るけど、男兄弟のドロドロ話は珍しいですね
これはワクワク期待が止まらない!
しかし、プロローグからもうヤバイ。
ドロドロ話、大好き!(´∀`*)— 大津きよとら (@derakouta) April 23, 2021
ほんと、相変わらず感情を揺さぶるのが上手い作家さんだ
人間劇場の描写が逸品!
しれっと切ない恋愛話を盛り込んできやがって胸が苦しくなってくるだろちくしょうめ(´;ω;`)
— 大津きよとら (@derakouta) April 23, 2021
睦子の手紙ヤバイな。胸に突き刺さってくる(´・ω・`)
— 大津きよとら (@derakouta) April 23, 2021
睦子と絋二郎の恋愛物語にむちゃくちゃワクワクさせられる笑
この「気持ちがお互いに向き合った瞬間」!
えっちなやつらだ!(´∀`*)
— 大津きよとら (@derakouta) April 23, 2021
タイトルの「緑陰深きところ」って、漢詩なんですね
なにげに教養を深められるのもポイント高い
— 大津きよとら (@derakouta) April 23, 2021
そして、運命によって引き裂かれる2人…
つってね!…こんな展開あかんわ(´;ω;`)(情緒
— 大津きよとら (@derakouta) April 23, 2021
後半の展開がすさまじすぎる…
ベタすぎて言いたくないけど、これは言わせてください
ページをめくる手が止まらない(; ・`д・´)
— 大津きよとら (@derakouta) April 23, 2021
これマジですげえなんなのこの物語…(;゚д゚)
読み終わったあとの心地良いため息。
もう今日はなにもしないで余韻に浸りたい
— 大津きよとら (@derakouta) April 24, 2021
…ってなる物語です。←
私自身、遠田潤子さんの作品の大ファンで、新刊が出るたびに即買いして読んでますが、今作も期待以上。
最初から最後までみっちり楽しめる1冊でございました!
やっぱり相変わらずね、人間劇場の描写が天才的。
「こんなん気にならないわけないやんか!( ´゚д゚`)」という設定が本当に上手いですよね。
そして、そんな登場人物たちによって繰り広げられる、胸を締め付けられるほどの残酷な運命の数々―。
しかも、年々シンプルになってきてますよね。
要らない情報を極限までカットしてきてると言いますか。
他の作品と同じインパクトがあっても、ページのボリュームが減ってるのが凄いんですよね。
必要な情報だけを選別して書かれてる印象なので、時間がない人でも、だんだんさくっと楽しめるようになってきてます。
なので、長時間まったり楽しみたい人!と言うより、短めの物語を次々と楽しんで行きたい!って人向けですね。
運命に翻弄される、兄弟と女性の壮絶な人生をお楽しみ下さい。
超絶におすすめ!