【小説】花村萬月 さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】セックスの楽しさを忘れてしまったあなたに―『ぢん・ぢん・ぢん』

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おもしろい!

 

ぢん・ぢん・ぢん

“眼前にむごたらしいほど薄汚い中年女の肉体が屹立していた。それはおぞましい光景だった。納豆を食べ終わったあとのご飯茶碗のようなぬめりがてらてら光っていた”。

家出少年イクオの、新宿歌舞伎町でのヒモ修行、浮浪者生活。性の遍歴、魂の彷徨…。芥川賞受賞の鬼才がジャンルを超えて世に問う畢生のビルドゥングス・ロマンの超問題作。

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ひとことで言えば、「ヒモ」少年のサクセスストーリーです。

とにかく登場人物や背景もぶっ飛んでておもしろい!

 

舞台は東京のアンダーグラウンドで、ストーリーもダークサイドですが、これまた独特な描写で「えぐすぎない世界観」が楽しめますね。

なんなら、ちょいちょい「クスッ」とします。笑

 

ストーリーも展開があって読み飽きませんが、なにより夢中になったのが性描写。

セックスを覚えたての、あの頃の楽しさがよみがえって来ます。←

「そういや、そんな感じだったな~。しばらく忘れてたわ」みたいな。

 

なので、私はどちらかと言うと「36歳以上の男性」におすすめですね。

だいたい、セックスに飽きるのはそれくらいの頃ですから。(偏見

 

そして、物語に没頭していくと、最後の最後に壮絶なオチが用意されている…という、まさに神作でございました!

 

花村萬月さんの作品は他にも大量にあるようなので、しばらく飽きそうにありません。笑

 

おもしろかったです。

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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執筆者:

setsegre

読書ノートです。ミステリー・暗黒小説・ビジネス・経済・歴史・ライフハック・生態系の話が好きです。時々雑記。