
戦国モノ。
弾正星
時は戦国、下剋上の世。京都・相国寺近くある三好家の屋敷に、その男松永久秀はいた。得体の知れぬ出自でありながら、茶の湯に通じ、右筆として仕える野心家である。
気に食わぬ者は容赦なく首を刎ね、殺害した女を姦通し、権謀術数を駆使して戦国大名へと成り上がっていく。さらには将軍足利義輝を斃し、東大寺大仏殿を焼き討ちにしてしまう。信長ですら畏れた稀代の怪人・松永弾正を突き動かすものは、野望かそれとも……!?
戦国時代を彗星のように駆け抜けた武将の生きざま・死にざまを、「弟」として仕えた丹野蘭十郎の眼を通して活写する。by Amazon
相変わらず、ワルな文学の世界観は圧巻w
ぶっ飛んでるな〜
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 7, 2021
最初は「書」の爽やかな話から初めておいて、しっかりエログロバイオレンス!
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 7, 2021
しかし、「じんかん」読んだあとに今作を読むと、あまりの人物像のギャップに一瞬戸惑ってしまうなw
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 7, 2021
意外と、しっかり歴史モノ
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 7, 2021
人物像や設定、その他のエピソードなんかは独特の世界観で描かれてて面白い!
けど、いかんせん松永久秀あたりの歴史は読み飽きてるから、その辺の話は思いっきり斜め読みですねえ
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 7, 2021
他の作品でだいたいの歴史はわかってても、やはりラストの描き方は壮絶でしたね〜!さすが!
最後の展開はため息ものでした。
ワルな戦国小説好きな人にはたまらない逸品!— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 7, 2021
さすが、花村萬月さんや!ってなる1冊です。
花村さんの描く戦国モノは初めて読みましたが、この独特で圧倒的で暴力的な世界観。
ついつい読んでしまいますね~!
戦国武将、松永久秀の物語で、結構な「ワル」に描かれておりますが、ただ「ワル」なだけじゃないのが憎いところ。
しっかり情にも厚いところを見せて来るんですよね。
これがたまらない!
普通に、文学作品としておもしろいですが、「ちょっと違った視点」として楽しめるのもポイント高いですね。
信長がこのワルさだったら「まあそうですよね」ってなりますし。笑
単純に、カッコイイです。
中二病患者にもおすすめです←
おヒマつぶしに、ぜひ。