
はい。
日本人と神
なぜ日本人は、草木や山川までもが成仏できると考えるのか? なぜわれわれは「ご先祖様」をお祀りするのか?ーー
ふだんは当たり前のこととして、何気なく見過ごされている何気ない日常の習慣、思考パターンにも、それぞれに隠された精神の歴史がある。縄文から現代まで。土偶から「ゆるキャラ」まで、日本思想史の第一人者とともに、さまざまな事象の中に「日本人の心の歴史」をたどる。
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こーゆーのを読んでると、本当に人間は
・なにかが起これば原因を知りたがる
・自分で責任を負いたくないという生き物だということがよくわかるね笑
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 16, 2021
天変地異や災害、疫病の蔓延や大飢饉、戦争から不幸な事故などなど
原因をすべて「神の怒り」にすれば、責任負わなくていいからねえ
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 16, 2021
「神を怒らせないようにしなさい」と言う教育のおかげで、日本人は基本みんなオドオドしているってゆーねw
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 16, 2021
日本人と神の関係が非常によくまとまってて読みやすい
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 16, 2021
びっくりするような衝撃のある情報はないものの、読みやすい1冊。
神という存在から人間の本質みたいなものが見えたらいいな~、みたいなノリで買ったのですが、そんな感じではないもよう。
本当に、「ザ・文化史!」ですね。
そもそも神とか宗教とかまったく信じてない私が読んでいい本ではなかった。←
神とか怨念とか祟りとか祀るとか、少しでも信じていて興味がないと途中で退屈します。
その精神と日本人の関係を知ろうにも、熱が冷めちゃいますからねえ。
ということで、手軽に楽しめる日本人の精神史です。
神道がお好きな方は、ぜひ。