
最高!
ワルツ
終戦直後の新宿。死に場所を探す特攻崩れの城山。任侠に憧れ、頭脳でのし上がろうとする朝鮮人・林敬元。東京へ流れてきた天涯孤独の生娘・百合子。
三人が出会った時、底知れぬ恋情、壮絶な運命の物語が開幕する。
by Amazon
エロい(唐突
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 27, 2021
血の匂いがしてくるような、圧倒的なバイオレンス
読み応えありすぎ!
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 27, 2021
“人は寂しいときにも笑う。哀しいときにも、笑う。泣くべきときに、笑ってみせたりする。なんといじらしく、切ない生き物か”
文学作品!って感じが満載で良い
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 27, 2021
よくこんな壮絶な文章を書けるなとつくづく思うわ
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 27, 2021
ピュアな恋物語はさすがにニヤけるな←
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 28, 2021
戦後の日本のアウトローな部分がリアルに描写されてて、どんどん引き込まれますね〜!この世界観は最高です!
まあ、リアルかどうかは知らねーけどなおれ生まれてねーし(´・ω・`)
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 28, 2021
特攻兵だった城山の「今までの日本はなんだったんだ感」が切ない
そうなりますよね、そりゃ
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 28, 2021
“いますぐ、呼んで欲しかった。このまま、一緒に旅立ちたかった。城山は涙を拭くのも忘れ、冷たくなった紘子のうえに覆いかぶさった。力なく揺さぶった。
呼んでくれ。
俺を呼んでくれ…いま、すぐに”紘子おおおおおおオオォ(´;ω;`)
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 28, 2021
戦後を生き抜くヤクザたちがむちゃくちゃカッコいい
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 28, 2021
シチュエーションが細部まで繊細につくられてるから、読んでて優雅な気持ちになってくる
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 28, 2021
ただでさえ運命のイタズラ的な展開が面白いのに、連続して来るからたまらない
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 28, 2021
下巻での殴り込みのシーンなんて最高
なにこの適度な脱力感
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 29, 2021
“残された方途は、殺し合いのみである”
この強烈な展開
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 29, 2021
一騎打ちにドキドキが止まらない(; ・`д・´)
ここまで、命のやりとりを鮮明に描き出すとは
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 29, 2021
うわもうめちゃくちゃ切ねえな(´;ω;`)
よくこんな胸を締め付ける物語を思いつくもんだ←
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 29, 2021
百合子の心境がすげえ切ねえ(´・ω・`)
こんなふうに女性心理の物語を書いてみたいもんだ
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) May 29, 2021
いや~、素晴らしい作品ですね!
戦後の日本を舞台にした、凄絶なヤクザたちの物語です。
もう、なんか、ほんとにね。
読み終わったあとの、この余韻。
何とも言えない、心地よいため息が出ましたね。
あらすじは上記にあるように、
- 特攻隊からヤクザになった・城山
- 流れ者のイケメン朝鮮人・林
- ヤクザの姐さんに拾われた・百合子
この3人による三角関係がメインなのですが、これがまたね。
むちゃくちゃ切なくて。
男女の恋愛感情、想いが成就しない歯痒さ、百合子の母性本能、そして気が狂い出しそうなほど身を焦がす嫉妬。
どの描写をとっても、本当に繊細に描かれてるんですよね。
今みたいに自由に恋愛もできない時代なので、余計に切なさが際立ってくるんですよね。
しかも、3人とも極道に身を置く人ですから。
一筋縄に行かないわけですよ。
そんな歯がゆい恋愛ストーリーもさることながら、特筆すべきはこの圧倒的に凄絶な暴力描写!
ちょいグロで残酷ではありますが、作品の中で物凄いインパクトを残してくれますね。
そして、ヤクザたちによる任侠の美学!
胸が熱くなりますね!
ということで、もうなんかね。
おすすめポイントが多すぎて、どう説明していいのかわからない。←
とにかく、「どうなるんだこれ…(; ・`д・´)」と運命に翻弄される3人の物語を楽しみながらの、壮絶なラスト!
コレですよ。マジで、スタンディングオベーションするとこでした。小説で。()
これは素晴らしい作品に出会ってしまいましたね~。思い出に残るやつですよ。
久しぶりに、再読しようかと思うくらいの作品でございました。
なんとも丁寧に創られた、ガラス工芸のような美しくも残酷で儚い物語です。
戦後を生き抜く人たちの生命力を感じて下さいませ。
おヒマつぶしに、ぜひ。