
ナイス!
太陽の棘
結婚を直前に控え、太平洋戦争終結直後の沖縄へ軍医として派遣された若き医師エドワード(エド)・ウィルソン。幼いころから美術を愛し、自らも絵筆をとる、心優しき男だ。心ならずも軍医として厳しい研修ののち沖縄に派遣されたエドは、父にねだって送ってもらったポンティアックを操って、同僚の友人たちと荒廃した沖縄の地をドライブすることだけが楽しみとなっていた。
だがある日、彼らは美術の桃源郷とでも言うべき、不思議な場所へと行き着く。そこで出会ったのは、目を輝かせた画家たち。セザンヌや、ゴーギャンのごとき、誇り高い芸術家たちであった。
その出会いは、エドと画家たちの運命を大きく変えていく――。-あらすじより
相変わらず読みやすい
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) August 27, 2021
これは胸が熱くなる物語だ
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) August 27, 2021
良いな〜これ
そんなに長くない物語なのに、中身が濃い!最後にエドが帰国するところで鳥肌が立ちました
素晴らしい作品!
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) August 27, 2021
最近、胸がグッと来てない?
それなら本作がおすすめです!(´∀`*)
ということで、戦後の沖縄を舞台に繰り広げられる実話をもとにした感動作ですね。
戦後の沖縄はアメリカの支配地にあり、日本人とアメリカ人の仲って、想像できる通りの状態だったんですよね。
表面上は仲良くしてるように見せてはいるけど、米軍に好き勝手やられる日本人と、そのアメリカ人たち相手にしかビジネスが成り立たない日本人。
そこにはもちろん、憎しみや葛藤が渦巻いていたのです。
そんな情景を描いた物語はたくさんあるけど、今作に描かれてるのは「アメリカ人と日本人の絆」の部分。
これが、今まで見たことなかったので、これが単純に「グッとくる」要素なんですよね~!
みんな、良いひと!(´∀`*)
しかも、そんなに長い物語でもないのですが、中身がめっちゃ濃い!
原田マハさんと言えば「美術ミステリー!」ってイメージでしたが、こんな感じの作品も描けるんですね~!
国境と立場と言葉を越えた、アートが繋ぐ感動の物語です。
おもしろかったです。
おヒマつぶしに、ぜひ。