さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】慰安婦の凄惨さになにもしたくなくなるほどの衝撃を受けた1冊―『めぐりくる春』

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戦争のこと、なにもわかってなかった。

 

めぐりくる春

一九三七年、貧しい十七歳の淳花は従軍慰安婦にされた。同じ場所で、日本人兵士に無理矢理体を開かされた韓国人女性の中には、拒否した為に殴り殺される者、梅毒にかかり気がおかしくなる者、アヘンに溺れる者、自殺する者もいた。地獄で淳花は、死んだように生きていた。著者が現地に入り、元慰安婦への取材を経て描き上げた、悲劇の物語。

-あらすじより

戦時中、日本軍に捕らえられていた従軍慰安婦たちの物語です。

正直、これは言葉を失うほどの衝撃ですね。

エロいとかもう言ってられない。←

 

これまた、実際に取材して主人公のモデルが実在してるからか、むちゃくちゃリアルなんですよね。

鬼気迫る過酷な状況と、絶望に満ちた感情が物語の中から訴えかけてくるような作品です。

 

「今の日本人は幸せだ」とか「戦争の悲惨さを忘れてはいけない」とか言うつもりもないけど、やっぱり戦争からは学ぶことも多いんですよね。

 

「もうやめてくれ!」と叫びたくなるほどサディスティックに運命が襲い掛かってくる中、ほんのり灯る人間の優しさもあったりするのも見どころです。

 

いやこれはほんと、今まで見たサバイバルもので一番かもしれない。

壮絶な慰安婦の人生にいろいろと考えさせられる、深い作品です。

 

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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執筆者:

setsegre

読書ノートです。ミステリー・暗黒小説・ビジネス・経済・歴史・ライフハック・生態系の話が好きです。時々雑記。